みなさん、こんにちは！
今回は、管理栄養士として保育園で給食の調理を行なっていて、最近ANYTIMESで調理代行のお仕事を副業として始められた「しげむら ゆり」さんにインタビューをさせていただきました！
もともと、フルタイム正社員で保育園勤務をしていたという、しげむらさん。
ダブルワークをしたいと転職をしたそうですが、そのきっかけなどを伺いました。
また、野菜嫌いのお子さんがいる方、必見の調理テクニックも聞いてみましたよ。
ぜひご覧くださいね。
ダブルワークをしてみたいと思ったきっかけ
もともとフルタイム正社員として保育園で勤務をされていた、しげむらさん。現在は週に3回ほど保育園で給食を作って勤務され、それと並行してANYTIMESでも調理代行のお仕事をされています。こういった働き方を選択された理由はどういったものだったのでしょうか？
フルタイムで働いていた頃は、「これを作るように」と言われたものを作り続けていて、実際に食べてくれる子供たちや、保護者の方との接点がほとんどなかったんです。もっと、食べてくれる方々の話を伺いながら、長期的な目線で食の支援をしたいと強く思ったのが、ダブルワークを始めてみようと思ったきっかけです。
もともとお菓子作りが趣味だったというしげむらさん。将来の進路を考えた時、さまざまな食の観点から、人々の健康をサポートできる管理栄養士を目指すようになりました。
最初は個人のお宅に行くことに少し緊張もしましたし、調理器具がないなど想定外のことも多々発生して戸惑うこともありました。でも、実際やってみると、食べてくれる方の生の声を聞けたり、直接喜びの声を聴けたりと、やっていてよかったと思えることが想像以上に多かったです。現在は少しずつリピーターの方も増えてきて、副業も軌道に乗りつつあります。
調理代行の副業をやりたい場合、最初にやるべきことは？
しげむらさんに、これから調理代行の副業をやってみたいと考えている方へ最初にやった方が良いことを聞いてみました。
もちろん資格があれば、依頼者の方も安心できると思うので、それがあればベストですが、ない場合は一度、時間を計ってみて２時間で何品できるか、などを自分で練習してみると良いと思います。調理代行は大体2~3時間で〜品というように表記をしてサービスを提供するので、実際に試してみることで感覚が掴めると思います。
また、調理代行には必要な器具などがあるかなど、事前に依頼者に聞いておく内容もたくさんあります。必ず必要な調理器具や調味料などが自宅にあるかなど、依頼者さんに聞いておくべきものをピックアップしておくことも大切ですね。
野菜嫌いの子供に野菜を食べてもらうには
最後に子供へのご飯作りのプロであるしげむらさんに、多くの幼児持ち家庭が悩む、「野菜嫌い解消法」についても伺ってみました。
実は私、一回の調理で野菜をお子さんに食べさせようとは思っていないんです。少しづつ、お子さんに野菜に触れていただき、身近なものにしてもらう、だんだん距離を詰めていくような感覚です。そういった気持ちを前提として、やはり調理においては、食べやすい形に小さく切ったり、煮込み料理の時は、なるべく柔らかめに煮て、野菜本来の甘みを引き出すようにしています。なんでも柔らかくすれば良いというわけでもなく、ジャガイモの炒め物などは、逆にシャキシャキとした食感を楽しめるようにしたりしています。
「なんとか少しでも食べられるようになってもらいたい！」と焦ってしまいますが、焦らず少しづつ野菜は美味しいということをわかってもらえるように根気強く料理をしていくことが大切ということですね。ぜひみなさんも参考にしてみてくださいね！