普通のOLから大転身!今では本の出版まで手がけるジュエリー作家

「好き」なことで食べていくなんて、若い頃から教育を受けてきた人じゃないとなかなか難しいでしょ・・

こんな風になんとなく考える人は多いのではないでしょうか?

OLとして働いた後、自ら勉強をしてジュエリー作家として独立された方がいるんです。
今や本の執筆者や講師としても引っ張りだこの飯島みどりさんです。
彼女に今までの経歴をお聞きし、「やりたいこと」を実現するために大切なことを探ってみました。

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飯島みどりさん

ジュエリー作家

共立女子大学家政学部生活美術学科卒業。学芸員資格取得。
アパレルや化粧品会社の広報部勤務を経て、1998年よりジュエリー作家として活動を始める。
セレクトショップなどで作品を販売。
現在は育児とのバランスをとりながら個展とワークショップを中心に活動する。

「何かを発信する人になりたい」幼少期の思い

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大人になるまで特別ジュエリーに興味はなかった飯島さん。
いとこが雑誌の編集者で、その姿をみて「自分も何かを発信したい」
と漠然と考えていたそうです。

その想いからアパレル会社の広報として働き始めます。
ファッションの仕事をやっていくうちに、アクセサリーひとつで全体の雰囲気が大きく変わることなど、アクセサリーの大切さや魅力に気づきます。

「自分のスキルで働けるようになりたい」

大きな転機があったのは27歳の時。当時勤めていた会社の地方移転が決まった時でした。

今ならインターネットも普及しているし、地方に行くこともその時ほど躊躇はしないと思うんです。
でも、その時は会社についていった後の自分のビジョンがどうしても描けなくて。

ここから飯島さんは会社に所属しなくても自分の身一つで働いていける方法を探し始めました。

まず、勤務先の近くにあった原石のお店がきっかけで石に魅了され、彫金の学校に通い始めたそうです。

そして会社が移転する30歳の時に、正社員として働いていた会社を辞める決断をします。派遣社員として他の会社に転職をし、それから5年間、会社員とジュエリー作家の卵として両立しながら働きます。

35歳になり、様々なカルチャーセンターや学校から講師としてお声がかかったり、
本の出版が決まったりしたことがきっかけとなり、派遣社員をやめ、ジュエリー作家一本でいこうと決められたそうです。

偶然、チャンス、出会った人たち・・全てを味方につける

38歳の時に結婚をされ、今や小学生のお母さんでもある飯島さん。
自分の「理想」をつかむために大切なことを聞いてみました。

小さな偶然やチャンスを積み重ねることではないでしょうか。それから出会った全ての方を大切にしていくことですね。

飯島さんは現在、人とのつながりを大切にしながら日々新しい作品を創り、自らのスキルを磨いています。

段階を踏んで出来るところから始めてみよう

最後に、飯島さんがこんなことも教えてくれました。

急に独立とか考えるのではなく、段階を踏んで出来るところからやっていくことが大切なのではないでしょうか。

飯島さんご自身が正社員から派遣社員、そして独立と段階を踏まれていきました。

みなさんもまず自分自身のスキルを誰かに提供して「試す」という、身近なことから始めてみてはいかがですか?

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