「夢は世界中にホームタウンを作ること」難病を煩い今の自分にたどり着いた男性

あなたに夢はありますか?

今回取材した井元さんの夢は「世界中にホームタウンをつくること」
この夢の実現を第一に考え自分の仕事、生き方を模索している方です。

井元さんのお仕事、それは・・
自ら学んだ情報発信、情報収集についての知識を商品にして必要としている人に提供することです。

夢を持つことになったきっかけは何なのか?
会社員として、ではなくフリーで仕事をするようにしたのはなぜか?
井元さんの過去とこれからを聞いてきました。

井元

井元龍太郎さん

早稲田大学卒、Yahoo知恵袋公認アドバイザー
個人事業主

「好きなことで自分も周りも幸せになる〜No1よりOnly1〜」のミッションを掲げ、現在活動中。

昔からやりたいことしかやってこなかった

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社会科がどうしても嫌いで低学年のときに学ぶことを完全にやめました。だから中学受験も社会科は受けていません

このように話す井元さんは、基本的に昔から嫌いなことはやらず、その分得意なこと絞って集中する性分だったそうです。
驚きのエピソードですが、これくらい徹底的に「嫌いなことはしない」ことができる人は少ないかもしれません。

そのような方針なのは、単に性分だけではなく、井元さんの身体の問題もあったのだとか。

僕、病気で右目が全く見えず右耳も聞こえないんです。
難病で3回入院しました。だからやりたいことを後悔なくやりたくて。

入院が続くなかで自分について省みる時間が多かったという井元さんは、とにかく好きなことをとことんやろうと考えたそうです。

「知識」を売る

インターネットを使った情報発信、情報収集の仕方などについてセミナーを開く
井元さんですが、昔からインターネットに詳しいわけではなかったそうです。

大学生になって、パソコンに詳しい友人からいろいろ知識を得て、興味を持つようになりました。

好きなことを追求することが得意な井元さんはどんどん知識をつけていき、人に教えられるまでになったそう。
人に教え、喜ばれるようになってくると、この知識をもしかしたら商品にして仕事にすることが
できるのではないか?と考え、スキルを売り買いできるココナラというサイトで実践していったようです。
最初は無料で始めて、少しずつレビューを集めニーズを探りながら500円、1,000円と
徐々に上げていき、今ではなんと16,000円の価格で知識を提供しています。(有料オプション含む)
最初から高い値段で出すのではなく探り探り自分の「商品」のニーズの価値を知っていったところがポイントですね。

夢の実現のために働き方を考える

環境、文化がガラッと変わることが一番好きで、世界中にホームタウンを作りたいと昔から考えていました。

自分の夢を実現させるために働き方を考えた結果、熱中していたインターネットの知識をいろいろな人に伝えることを本格的に仕事にしようと考えたそうです。
確かに言語の問題さえなければ、世界中どこでも仕事ができますね。

3年ごとに住む場所を変えていこうと考えています。今は福井県でairbnbを仲間と一緒に始めています。

世界中ホームタウンの夢はまだ動き始めたばかり。
井元さんの今後がとても楽しみです。

お金、環境などの条件が先立って仕事を考えることが多い昨今、
本当に実現したい「夢」を仕事や働き方を選ぶ際の軸にしてみてもいいかもしれません。

場所や時間にとらわれない仕事をしてみる

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