都会ではヨガが流行り、需要がある分、ヨガインストラクターも多いです。
ヨガ講師(または、ヨガティーチャー)の柏原さんは、あえて都会とは違う、長野の田舎でヨガを教えています。田舎と都会の違いとは?なぜ田舎でヨガを広めようと思ったのでしょうか?
都会と田舎のヨガの認知度の違い
都会にはたくさんのヨガスタジオがあり、「ヨガ」は誰でも知っている存在です。今ではハンモックヨガやサーフボードヨガなど、新しいヨガスタイルが生まれています。
しかし田舎では「ヨガ?」みたいな感覚なんです。聞いたことがあるという程度で、そもそもヨガインストラクターがいないので、やったことがない人が大半です。つまり、都会ではレッドオーシャンでも、田舎ではブルーオーシャンなんです。
田舎でヨガを行うメリット
場所が豊富
田舎ではヨガスタジオはありません。しかし公民館やカルチャーセンターなどの公共施設、他にも知り合いの喫茶店や薬局のスペースを活用して行っています。あとは、屋外(大自然の中)でも行えます。
実は、ヨガスペースだけを考えた場合、田舎にはたくさんあるのです。
出張ヨガのニーズ
田舎ですと、それぞれの家の部屋が広いので、「自宅ヨガ」が適しています。
部屋が余っている方もいて、出張型レッスンのニーズは今後も伸びると思います。
都会で電車などを利用していく出張型より、車で出張を行う方が便利で楽です。ヨガマットも車に乗せることができますし。
地元ならではのつながり
地元特有のコミュニティーがあるので、1度信頼が生まれると、口コミで広まりやすいです。
私の場合、仲の良い母親世代の人が、友達を連れて出張型のグループレッスンを依頼してくれて、さらにそこから「あの旅館に知り合いがいるから、ゆうた先生のイベントできないか声かけてみますよ」と活動を広げる助けをしてくださったり。
こんな風に、人との繋がりや紹介で、レッスンを受けてくださる方が多いのも特徴です。
なぜ地元にこだわるのか?
それでも、田舎でヨガを広めることは、もちろん容易なことではありません。若い人は少ないので、シニアや高齢者の方向けのヨガプランも立てる必要があります。
実は、私は小さい頃、1年に数回入院する程病弱な身体でした。1年の1/3をベッドで過ごす年もありました。高校生の頃に健康に目覚め、ヨガに出会い今では健康ですが、昔お世話になったこの地元に、大好きなヨガで、恩返しができればと思っています。
それが私にしかできない仕事だと思っています。
だから、田舎だから仕事がないと悲観するのではなく、自分で作っていく、切り開いていく。そんな志を持って、これからも地域に根ざして、皆様の健康を支えていければと考えています。
エニタイムズのサービスを聞いた時、とても共感致しました。一緒に地域に根ざしたサービスになれるように、長野でも広めていきたいです!