ミュージカルのお仕事って、よく知らない方が多いのではないでしょうか?
今日はミュージカルの業界に10年以上在籍していた柳田さんに、舞台裏を聞いてきました。
ミュージカルってどんな業界?
ミュージカルに限らずですが、芸能界全体的に、縦社会の傾向が強いです。
私のいたミュージカル団体では、経営者のご夫妻と劇団員の5-6人でした。小さい劇団でもありましたので、助っ人を知り合いから借りて、公演を行うこともよくありました。
お給料ですが、ほどんどが1公演または1日いくらの契約が多いです。また、契約期間も1年や半年と短いのが特徴なんです。
でも小さい劇団だったからこそ、家族のようなつながりで和気藹々と楽しかったですね!
1日の仕事の流れ
公演日の1日の流れですが、朝早く事務所から現場へ、マイクロバスを使って移動します。
本番前の練習を「仕込み」と言いますが、この仕込みの2時間で、ウォーミングアップ、着付け、メイクを済ませます。
そして、本番は1時間半くらいになります。
1日に2ステージある時もありますが、ステージが終わりますと、着替え、メイク落とし、道具の撤去などを行い、最後に舞台の現場復帰をして1日の仕事を終えます。
このような流れですので、2週間や1か月連日公演が続く場合、中々ハードです。
また、セリフを言いながら飛んだり踊ったりするので、とても体力が必要な職業なんです。
ミュージカルを観る時のポイントは?
演技以外で楽しむ場合は、舞台装置や仕掛けなどに注目するとより一層楽しめます。
あと、役の多い作品では1人3役-5役なんていう公演もありますので、『何人出てるの?』と数える事もお勧めです。
こんな風に、少し考えながら観ると、違った楽しみ方ができますので、ぜひ参考にしてみてください。
今はミュージカル以外にも、ヨガ講師もしています。エニタイムズでは、今までの自分の経験を生かして仕事をしていきたいと思っています。