粘着クリーナーは、もっと活用できる
カーペット・ラグのホコリやペットの毛を上手に取ってくれる掃除用具「粘着クリーナー」。
登場したのは1980年代なのですが、今や「一家にひとつ」は有る、メジャーなクリーニンググッズになりました。
でも「毛を取る時にしか使っていない」「意外と登場回数が少ない」という人も多いのでは?
ここでは粘着クリーナーを普段の掃除や、それ以外にも活用できる意外な方法について紹介していきます。
【1】フローリング床の掃除も「粘着クリーナー」を活用!
「粘着クリーナー」はテープの粘着度が強く、フローリング床に使うとテープが残ってしまったり、床を傷めてしまうということで「床掃除には使えない!」と思い込んでいる人も多い様子。
しかし現在はクッション性の高い「フローリング床専用テープ」も登場し、木の床を痛めずに気軽に掃除を行うことができます。
また通常のテープを使う場合でも、一度ラグやカーペット、玄関マット等の上で粘着クリーナーを軽くかけてから床に使うという方法。
テープの粘着性を少し落としておくことで、床に張り付きすぎず、ホコリだけを取ってくれます!
わざわざ掃除機を出してこなくても良いので毎日気づいた時に気軽に掃除ができますし、部屋の隅や家具の下などの掃除がしにくい場所のホコリ取りも簡単です。
【2】ハタキ代わりに「粘着クリーナー」を使う!
掃除機をかける前に「ハタキ」類で家具のホコリを落としているという人も多いはず。
ですが、ハタキは結局ホコリを舞い上げてしまうため一度舞い上がったホコリが再度家具に付着していることも多いので逆効果になるときがあります。
このような場合、ハタキをかける代わりに家具や棚の上に「粘着クリーナー」をかけてみましょう。
先ほど紹介した方法を使えば、木製家具にも粘着クリーナーをかけることができるんですよ。
粘着クリーナーを使うことでホコリが下に落ちず、ゴミや汚れはすべてテープに張り付きますから、気づいた時に粘着クリーナーをかけておけば掃除機をかける頻度も減らせます。
デスクの上等には小さなタイプの粘着クリーナーを常備しておくというのもオススメです。
【3】予防医療ならぬ、”予防粘着クリーナー”がオススメ!
そもそも家庭内の汚れやホコリのほとんどは「誰かが外から持ち込んでいる」ということを意識したことがありますか?
特にお子さんの居る家庭等の場合、砂やホコリが体にたくさん付いていて、これが家の中の床に撒き散らされてしまうのです。
そんな時、玄関に一台「粘着クリーナー」を置いておき、帰宅時に軽く汚れを取る方法を家族全員が習慣付けるだけでも、掃除の頻度は相当落とすことができます。
特にポイントになるのが「ズボン・スカートの裾」と「靴下」。
また布製のスニーカー類に軽く粘着クリーナーをかけておくことで、下駄箱の汚れも防止することに繋がります。
「汚れてからキレイにする」のではなく「掃除が必要になる汚れを持ち込まない」という意外なポイントにも粘着クリーナーは活躍してくれるのです。
まとめ
粘着クリーナーをうまく活用することができれば、ハタキや掃除機をいちいち持ち出すことも減るはずです。
ちょっと気づいた時に「粘着クリーナー」を使うのがコツなので、ソファの傍、デスクの近くなど、普段座っている場所から手に取りやすい位置に粘着クリーナーを常に配備しておくと良いでしょう。
できたら玄関にひとつ、リビングにひとつ、プライベートルームにひとつ、子供部屋にひとつ…
というように、スグ手の届くところに複数の粘着クリーナーを配置しておくのがオススメです!