すっかり秋ですね。
秋になって朝晩は冷え込むようになりましたが、皆様いかがお過ごしですか?
免疫力が低いと、この時期に体調を崩しやすいので、秋の気温の変化に対応できる服装とバランスの良い食事を心がけたいものです。
秋は食欲の季節と言われ、旬の美味しい食材が目白押し!
それに、秋のお野菜は体に優しいものが多く、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、秋の野菜を食べることによって冬に備えて体の抵抗力をつけてくれます。
秋のお野菜といえば、イモ類、根菜類、きのこ類、葉物、南瓜、カリフラワー、ブロッコリーなどなど、いろいろなお野菜の中から秋の野菜といえばコレ!食べておきたい旬のお野菜3選を紹介します。
1.さつまいも
なんといっても秋の野菜といえばさつまいも。
さつまいもは100g中の食物繊維が1.7g。
ナトリウム(塩分)を排泄する役割のあるカリウムが460mgと、ご飯の18倍も入っています。
保存にも向いていますし、ビタミンCはリンゴの10倍以上!
それに芋のでんぷんに守られて、熱に壊される事無くビタミンCが摂取でき、糖質の代謝に関わるビタミンB1も含まれているため、定期的に食べると便秘予防だけでなく、コレステロールや血糖値のコントロールにも期待できます。
豊富な繊維はセルロースやペクチンで、サツマイモは繊維だけでなく、でんぷんの中にβグルコシドと言う人間の消化酵素では分解出来ず、腸まで運ばれる成分があります。
これが腸内細菌の栄養となり分解され、炭酸ガスの生成が活発になります。
腸内環境を良くする事は、消化も栄養吸収も良くなり、腸内細菌が活発になればきっと便秘も少なくなります。
この秋の季節、色んな料理に使ってみて下さい!
2.人参
人参は秋から冬にかけてが旬!と言っても、一般に流通しているほとんどは西洋系の5寸人参で、これは通年産地を変えながら出荷されています。
しかし、秋から冬にかけての物が甘味や栄養成分から見ると最もおいしい時期だそうです。
人参は、カロチンを非常に多く含んでいます。
β-カロテンは抗ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあると言われています。
また、脂溶性ビタミンのビタミンAは、油との相性がよく、揚げ物、油炒め、バターソテーなどのように油と共に摂取することでビタミンAの効果が増します。
こちらはサポーターズの「Akarin」さんの『なんちゃって海老フライ』です。
見ためは立派な海老フライに見えます!
でも中身は人参の、アイデア料理!
秋野菜を使った料理は大好評みたいです!
3.かぼちゃ
カボチャはカロチン、ビタミンB群を多く含んでおり、特に西洋カボチャにはビタミンCも豊富です。
さつまいもと同様にカリウムも多く含まれ、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。
西洋かぼちゃには抗酸化ビタミンと言われているビタミンC、ビタミンE、そしてβカロテンが沢山含まれているので、アンチエイジング効果が期待されます。
また、水溶性の他不溶性食物繊維が多く、便秘の予防や改善に役立ちます!
人参と同様に油との相性がよいので、油と共に摂取するのがオススメです!
ちなみに、美味しいカボチャの選びのポイントは下の5つ。
1.皮の表面に艶がある
2.軸が太く、切り口がよく乾燥してコルク状になっている
3.綺麗に左右対称に丸くなっている
4.ずっしりと重みを感じる
5.カットされている物は、果肉の色が濃いオレンジ色をしていて、肉厚な物、また種がしっかりと熟して膨らんでいるものを選びます。
カットされた物は、中のワタの部分から傷み始めるので、スプーンなどでワタと種を掻きとり、ラップなどでピッタリと包んで冷蔵庫に入れておきましょう。
まとめ
さて、いかがでしたか?
ほんとうに、秋の野菜といえばこれ!食べておきたい旬のお野菜3選!を紹介しました。
みなさんも、旬の秋のお野菜をいろいろ食べてみてくださいね!