【白ワインを買ってはみたものの、余らせちゃって困る!】
最近のワインブームはすごいですよね。
スーパーやコンビニでも、割と美味しく、品質の良いワインが、安く購入できます。
でも、いざブームに乗っかったけど、結局その時だけ飲んで、あとは冷蔵庫に入れたまま……
なんてこともよくあります。
この記事では、余らせてしまった白ワインの活用法として、白ワインを使った料理の作り方をご紹介します。
もちろんフレッシュな白ワインを使い、そのワインと共に饗しても美味しい料理ですのでぜひお試しあれ。
【白ワインで簡単!香り豊かなあさりの酒蒸し】
白ワインを使う料理といったら、やはり魚介を使う料理がぴったりです。
簡単な、あさりの白ワイン蒸しを紹介しましょう。
まず、あさり15~20個ほどをさっと洗ってから、砂抜きします。
水500ccに対して大さじ1程度の塩を入れた、食塩水を張ったボウルにあさりを入れます。
(足りない場合は同じ割合の食塩水を足してください)
ボウルの上に新聞紙を上から被せて暗くすると、あさりが砂を吐きだしやすくなります。
目安は2~3時間ほどです。
砂抜きが終わったら、食塩水を捨てて、再びあさりを洗ってざるで水を切っておきます。
フライパンを中火に熱してあさりを入れます。
さらに、みじん切りにしておいたにんにく1片分と、白ワイン50~60ccを入れて、蓋をして6分ほど少し弱めの中火で熱します。
貝殻が空いたら、バターを10g程度入れて、溶かしながら全体になじませます。
仕上げにパセリを適量入れて完成です。
さらに白ワイン蒸しのアレンジ方法があります。
あさりとジャガイモの白ワイン蒸しです。
あさりを蒸す時に、水とひとつまみの塩を加えて、煮汁を増やします。
(アサリがひたひたになるくらいが目安です)
酒蒸しができたら、いったんあさりを取り出しておきます。
そこに、適当な大きさに切って、レンジでほくほくになる直前(500w5分ほど)までチンしておたじゃがいもを加えて、その煮汁で煮ます。
煮汁は味見して、塩分をお好みで調整してください。
じゃがいもを煮る前に確認するのがベストです。
じゃがいもを崩さないように煮て、煮汁を吸ってきたら再びアサリをフライパンに戻します。
蓋をしてあさりがあたたまったらパセリを適量入れて完成です。
じゃがいもは、皮つきの太めの冷凍フライドポテトを揚げたもので代用しても、また違った味わいと食感になります。
ほかにも、あさりの白ワイン蒸しに、パスタのゆで汁を少し加えてから、ゆで上がったパスタを入れてもよいです。
ボンゴレ風のパスタになります。
バターをオリーブオイルに替えると、さっぱりとした味わいになります。
お好みで鷹の爪や黒コショウを加えても美味しいです。
【鶏もも肉と白ワインの煮込み料理】
豚や牛よりも、あっさりとした味わいの鶏肉料理は、白ワインと相性がよいです。
この記事では、白ワインを使った煮込み料理を紹介します。
もも肉を二枚分用意します。
さっと洗って、キッチンペーパーで拭いて、鶏の臭みをとってください。
もも肉を一口大より大きめに切ります。
キッチン用ポリ袋に、
すりおろしにんにくチューブ3cm、
塩小さじ1、
白コショウ少々1
白ワイン大さじ2
バジルやパセリなどのハーブ適量
を混ぜたものに、
切った肉を漬け込んでおきす。
煮込み料理もできる、深めのフライパンを用意してください。
漬けておいた肉の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
さっと両面に薄力粉をまぶします。
オリーブオイルを多めに引いて中火で熱しておいたフライパンで、もも肉を焼きます。
両面が(特に皮目が)カリッとしたら、一旦鶏肉を取りだします。
軸を少し残したままバラけないようにして、玉ねぎを8等分に切ります。
油が残っているフライパンで、油を馴染ませるように炒めます。
塩コショウを少々足して炒めてください。
少ししんなりしたら、もも肉を加えます。
ローレルを1枚加え、白ワイン200ccに水100cc、
塩小さじ1/2、バター20g、オリーブオイル大さじ1を
フライパンに加えて全体に馴染むように混ぜます。
沸騰するまで中火で煮込んでから、沸騰しあとは、おとしぶたをし、弱火で15分ほど煮込み続けて完成です。
仕上げに黒コショウを適量かけてください。
塩味が足りない場合は好みで調節してください。
カリッと焼いて、ガーリックバターを塗ったバゲッドと合わせても美味しいです。
粉チーズやタバスコもおすすめです。
また、残った煮込み料理の具を細かく切ってから、冷ご飯と合わせて煮ても、リゾット風で美味です。
【超お手軽! 白ワインのカクテル風】
白ワインは料理だけでなく、飲み方そのもののアレンジ方法も、たくさんあります。
作り方はとても簡単です。
白ワインと同量の、透明な炭酸系甘味飲料をまぜるだけです。
(スプライトや、三ツ矢サイダーなど)
割合はお好みで変えてみてください。
お酒を強めにすると、料理にも合いますし、ジュースを強めにすると、より食前酒や食後酒に合います。
さらに、フローズンベリーやマンゴー、フレッシュフルーツを刻んで入れると、かわいいサングリア風の飲み物になります。
パーティーにぴったりなメニューです。
オレンジ系のリキュールを足しても美味しいです。
もちろんお酒なので、飲酒運転は厳禁です。
【白ワインを使った料理で、ワインパーティーをしてみませんか?】
白ワインはそのままはもちろん、料理の調味料としても手軽に使うことができます。
料理酒の代わりにちょっとした隠し味に使っても、OKです。
白ワインを使った料理も、そして白ワインも、ぜひ、楽しんでくださいね!
【白ワインの料理関連記事一覧】
→【ワインの作り方】クリスマスに作りたい自家製ワインの超シンプルな作り方
→今からでも間に合う!クリスマスの部屋を華やかに彩る9種類の100均グッズ