【ホットワインって聞いたことはあるけど、どんなものなの?】
ホットワインは、ヨーロッパのクリスマスに欠かせない飲み物です。
ワインをスパイスやフルーツなどと一緒に煮込んだ飲み物で、
ドイツでは、『グリュー・ヴァイン』
フランスでは『ヴァン・ショー』
と呼ばれています。
ドイツでは、11月中旬頃から始まるクリスマスマーケットで、よく飲まれています。
近年では、日本でも、東京、横浜などでクリスマスマーケットを開いている所もあるので、ホットワインを楽しむ機会が増えています。
【あまったワインを生かすワザ! それがホットワインのレシピ】
でも、クリスマスマーケットにわざわざ出向かなくても、お家でホットワインを楽しむことだってできますよ。
特に、余らせてしまったワイン、買ってはみたものの味がイケてないワイン、安いワイン。
などは、ホットワインにするのに向いています。
この記事では、簡単にホットワインを作るレシピを紹介します。
ホットワインのレシピで寒い冬を乗り切りましょう!
もちろん、少々アルコールは飛ぶとはいえ、アルコール飲料には変わりないので、飲酒運転は厳禁ですよ!
夜寝る前に楽しみましょう!
【ワイン1本まるごと! お鍋でオレンジとりんごのホットワインのレシピ】
まずは、鍋で作るちょっと本格的なレシピです。
でも、安いワインで大丈夫です。
赤くて渋みのあるワインを使いましょう。
3~4人前のレシピです。
オレンジ、りんご、レモンは皮ごと使うので、きれいに洗っておきましょう。
オレンジは1個分を1cm程度の輪切りにします。
りんごも1個分を1cm程度のくし切りにします。
レモンは1個分を5mm程度の輪切りにします。
切ったフルーツを鍋に並べるように入れて、砂糖大さじ3~5杯程度入れ、その上に、シナモンスティックや、八角、クローブなどのスパイスを2、3個ずつ入れます。
上からまんべんなく赤ワインを1本分回し入れます。
沸騰させないように弱火で20分程度熱したら完成です。
中にあるフルーツやスパイスと一緒にワインをカップなどに入れてください。
耐熱のグラスカップに入れると、中身が見えてオシャレです。
シナモンスティックを刺すように入れても雰囲気がでてよいですよ。
りんごやオレンジの代わりにベリー系のフルーツを入れてホットワインにしても美味しいです。
ただし、りんごやオレンジよりも、ぐちゃぐちゃになりやすいので、ホットワインを漉してから飲みましょう。
【レンジで簡単! お手軽ホットワインのレシピ】
鍋で作るレシピは1人前じゃないので、余らせてしまうこともありますよね。
このレシピは1人分から簡単にレンジで作れる、ホットワインのレシピです。
マグカップに、赤ワインはマグカップの8分目くらい、
レモンの薄切り2枚、
レモン果汁少々
しょうがの薄切り2枚、
はちみつ大さじ1
シナモンパウダーお好みで
(フルーツは皮ごと使うのでよく洗ってください)
を入れて、電子レンジの『牛乳・酒』の加熱ボタン、あるいは500wのレンジで1分ずつ様子をみながら温めてください。
いつものはちみつレモンドリンクと違って、ぐっと大人の飲み物に代わります。
レモン果汁とはちみつの代わりに、赤ワインと100%オレンジジュースを3:1で混ぜたものに好みのスパイスを加えてチンしても美味しいです。
【白ワインで! 柑橘薫るホットワインのレシピ】
白ワインでももちろんホットワインは作れますよ!
3~4人前のレシピです。
小鍋に白ワイン500ccを入れます。
入れるフルーツは皮ごと使うのでよく洗ってください。
5mm程度の輪切りにしたレモンを2、3枚
1cm程度の輪切りにしたオレンジを5枚
入れます。
オレンジジュースを200~300ccと、はちみつを大さじ1~2杯を入れシナモンスティックや、クローブ、八角などのスパイスを2個ずつ入れます。
弱火で沸騰させないように15分ほど熱します。
仕上げにブランデーやウィスキーを10ccくわえて、出来上がりです。
具は入れずにホットワインの液体だけを耐熱のグラスに注ぎ入れてください。
オレンジ色のきれいなホットワインを楽しめます。
お好みでミントを飾ると清涼感が増します。
【焼きりんごのジンジャーホットワイン】
香ばしい焼きりんごと、生姜が薫るホットワインを混ぜたレシピです。
2人前のレシピです。
まずは焼きりんごを作ります。
りんごは皮ごと使うので洗ってください。
甘みも酸味も強めのふじがおススメです。
りんご縦半分に切って、中心に丸いくぼみを作るようにタネをくり抜きます。
りんごを皿に置いた時に安定するように、切り口とは反対の面を薄く切り取ります。
切り口を上にしてりんごを皿に置きます。
バターがこぼれるので、ある程度深さがある皿がよいです。
りんごのくぼみにバター10gほどを詰めます。
シナモンとグラニュー糖を適量振りかけてラップをせずにレンジで1個ずつチンします。
500wで3~4分間、りんごがくたくたになるのが目安です。
アルミホイルで深めの皿を作っておきます。
バターが零れないようにするためです。
あるいはグラタン皿を使っても良いでしょう。
チンしたりんごを、ホイルの皿か、グラタン皿に入れます。
皿にこぼれたバターとりんごの果汁を、りんごくぼみに戻し入れます。
オーブントースターで4~5分ほど加熱したらできあがりです。
焼きりんごを作るのと並行して、ホットワインも作っておきます。
赤ワイン400ccにはちみつ大さじ2杯スライスした生姜5枚を好みのスパイス少々を一緒に小鍋で熱します。
沸騰させないように弱火で15分ほど熱してください。
大き目のカップに焼きりんごを適量ほぐしていれます。
皮も少し入れると香ばしくなります。
作って置いたホットワインを注ぎ入れたら完成です。
焼きりんごにホットワインを少しずつかけて食べても美味しいですし、おこのみでレーズンをかけてもよいです。
【ホットワインのレシピで冬を乗り切ろう!】
ホットワインにはさまざまな作り方があります。
自分の好みの配合やレシピを見つけるのも、ホットワイン作りの楽しみとなります。
美味しいホットワインを作ってぽかぽかの冬を過ごしましょう!
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