オール電化

【オール電気代って安いの??】オール電化のメリット・デメリット

オール電化が世に登場してから随分たちました。

でも、その電気代はどうなのだろう?と思うのか正直なところ・・

科学技術はどんどん進歩して、私達を取り巻く電気事情はどんどん変化しています。

家電の省エネ化も進んでいて、わずかな電気代で使用できる家電も増えました。

そんな事もあって、ガスからオール電化に変えようかと思っても、

その違いがよくわからなくて、勇気が出ない方もいるのではないでしょうか。

今回はそのオール電化についてご紹介します。

■オール電化か電気+ガスか?

オール電化1

ガスと電気を併用した場合とオール電化の電気代。

一体どちらの料金が安いのでしょうか。

ガスもプロパンか都市ガスかで料金が違います。

一般的にプロパンの方が高いと言われています。

電気と同様、燃料価格の高騰で、その料金は少しずつ上がっているのが現状です。

オール電化は給湯も全て電気だし、たくさんのお湯も沸かして電気代は大丈夫なの?

料理も全てが電気になると、やっぱり電気代がたくさんかかるのだろうか?

など、オール電化に興味があっても、そんな心配で一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

ではこの二つの選択肢、どちらがお得なのでしょうか。

実はこれには諸説あります。

そして、使用している電化製品や使用法でかなり違うので、一概にどちらの料金が高いか安いかはっきりと言いきれないのが実際のところなのです。

でも、条件によってはオール電化の電気代は大きく変わる事があります。

それらをご紹介する前に、簡単に双方の特徴をご紹介します。

■電気料金の契約プランはそれぞれ違う

電気代

この2つは、まず電気料金の契約形態が違います。

全国の電力会社は、各社で様々な料金プランを用意しています。

利用者のニーズに合わせて、各種プランの基本料金も1kwあたりの料金が違います。

ガスも、会社によって料金は異なります。

《電気+ガス》

料金メニューは。

ライフスタイルに合わせて選ぶ事が出来ます。

朝や夜がお得だったり、土日がお得なプランがあります。

自宅にいる時間帯は、人それぞれ違います。

一番電気をたくさん使う時間帯が安くなるプランを選択するのがベストです。

この場合、電気の基本料金+ガスの基本料金と、電気+ガスの使用量に応じた料金を足した分が必要になります。

《オール電化》

一方オール電化は、それ専用にプランが用意されています。

お風呂やキッチンなど、全て電気で沸かす給湯は電気を多く使います。

給湯のお湯は夜間に沸かし、溜めておくように出来ています。

そこで、電気をたくさん使う夜間に、料金が安くなるようなプランになっています。

全ての機能が一本化されていますので、電気の基本料金+電気料金となります。

実際のところ、どちらが得なのかは、使用条件によって異なります。

冬の寒い時期は、水が冷たいため、お湯を沸かすのに時間がかかるという意味では、電気でもガスでも料金はそれなりにかかってしまいます。

■エアコンはつけっぱなしがお得!?

photo credit: Air Conditioner via photopin (license)
photo credit: Air Conditioner via photopin

電気代を節約しようと思うと、まずはこまめに電気を消す事を思い浮かべるのではないでしょうか。

ところが、それは違う事がわかってきました。

エアコンは、冷房でも暖房でも、設定温度に達するまで多くの電気を使います。

気温差が激しいほど、電気代は多くかかってしまうのです。

省エネ機能がついたエアコンであればなおさら、後は少ない電力で調節出来ます。

ある程度になったからと、こまめに消しては点けてを繰り返すと、その都度料金がかさんでしまいます。

実はつけたまま設定温度を上下させて、緩やかに温度調節をするとお得なのです。

つけっぱなしは何となく怖い気もしますが、

実際にその方法で電気代が安くなったケースが多くあります。

オール電化だと、夜間の料金が安いので、つけっぱなしでも電気代は安く済みます。

省エネ機能のついた家電を多く使用しているならば、オール電化はお得と言えます。

■太陽光+オール電化

太陽光

オール電化といえばセットでよくあるのが太陽光発電です。

この二つが組み合わさると、電気代は飛躍的に変わります。

太陽光は、文字通り太陽の光で発電しますから、天気に左右されます。

発電している時間は、作った電気を使用し、余った電気を売ります。

昼間の節電分はお金に変わるのです。

売電でもらえる料金は日照に左右されますので、季節によって違います。

一番電気代が高い時間帯は発電でまかなうので、買う電気は安く済むのが魅力です。

太陽光を設置すると、停電時に使える非常コンセントが付きます。

電気はためておけないので、発電が出来る時間帯だけですが、停電でも電気が使えるのは、災害時などにとても助かります。

設置にはそれ相応の費用がかかりますので、長期的に見て検討する事をおすすめします。

まとめ

オール電化は、使用する家電や使用方法、時間帯などの工夫で、多くの電気代を節約できます。

また、火を使わないので安全性が高いと言えます。

上手に使えば、そのメリットはたくさんあります。

もしオール電化をお考えなら、これらを参考に、快適な電気ライフを送ってください!

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