水回りの掃除は大変ですね。
使用頻度が多いところですから、掃除してもすぐに汚れてしまいます。
ここをきれいに保つことは、家事をする人にとって大きな負担がかかります。
そして水回りをきれいにしておくと、掃除が行き届いたきれいな家、という印象を持ってもらえるでしょう。
なるべく負担を減らし、きれいを持続させるにはどうしたらよいか考えてみましょう。
【水回りに置く物を減らそう】
物をよけながら掃除をするのは面倒です。何も置いていなければさっと拭けます。
さっと拭けるので頻繁に掃除をします。
このようなサイクルになれば、汚れやすい水回りもいつも清潔に保てます。
洗面所やお風呂に不必要な物は置いていませんか?
まずは毎日使うものだけを置き、それ以外は片づけるところから始めましょう。
【常に乾いた状態にする】
水回りの汚れの多くは、ぬめり、水垢、カビです。
これらの汚れは常に濡れているところに発生します。乾いていればあまり付きません。
水回りを使った後は乾いた布やタオルでさっと水分をふき取りましょう。
ゴシゴシこすったりしませんから簡単です。顔や体を拭いた後のタオルでいいでしょう。
【汚れが目立ったら掃除をしよう】
水回りを使用した後、常に乾いた状態を維持できればあまり汚れませんが、全く汚れないわけではありません。
毎日や1日置きの掃除は忙しい人にとっては大変なことです。
でも、汚れが目に付くようになってすぐ掃除をすれば、比較的簡単に汚れが落ちます。
がっちりと水垢がついたり、黒いカビになってしまうと、より掃除が大変になるので早めに落とすように心掛けましょう。
ピンクっぽいぬめりなら水洗いで落とせます。
【掃除に時間がかかるところはお掃除サイクルを決めよう】
排水溝などの風の通りが悪いところはぬめりが発生しやすく、掃除をするのも大変です。
放置すると独特のにおいが発生し、さらに掃除が億劫になります。
こういった場所は例えば「月に1回必ず掃除する」と決めてしまいます。
「毎月1日にやる」とか、カレンダーや手帳に『排水溝』と書いた付箋を貼っておき掃除が終わったら剥がす、というのもいいですね。
掃除が終わったらご褒美!というのも効果がありそうです。
自分に合った、やる気の出やすい方法を考えてください。
【水で落ちない汚れは洗剤を使って】
汚れた後すぐの掃除だと簡単に落ちます。
こすっても落ちない汚れのに初めて洗剤を使います。
洗剤は泡をきちんと流さないと石鹸カスが残り、却ってカビの原因になってしまいます。
普段はなるべく水洗いをして、どうしても落ちない時にだけ洗剤の力を借りましょう。
洗剤を使用した後はしっかりすすぐこと。泡切れの悪い洗剤だとすすぎの水をたくさん使う羽目になります。
そういった点に気を付けて洗剤選びをするとより短い時間で掃除が済みます。
【メラミンスポンジは万能選手!】
白っぽく、固まったような水垢はメラミンスポンジが大活躍します。
お風呂やキッチンの掃除には必要不可欠かと思います。
水を含ませたスポンジでくるくると汚れをこすると、簡単に汚れが落ちます。
洗剤も使いませんのですすぎがいらないですし、水も少なく済むのでいいですね。
100円ショップで購入できますので必ず用意しておきましょう。
メラミンスポンジでこするとくもった蛇口もぴかぴかになりますよ。
【いらないカードで優しくこする】
水垢が固まり、いわゆるうろこ状になってしまった汚れはガリガリと削って落とします。
あまり使っていないポイントカードや期限が切れたクレジットカードを使うとよいでしょう。
素材の表面に傷をつけないように気を付けながら丁寧に作業してください。
表面に傷をつけてしまうと、そこに汚れが付きやすくなってしまいます。
一気に削ろうとせず、上の汚れから徐々に落としていくイメージで、優しくこすりましょう。
1日ですべてを取りきるのが大変な場合もあります。
あせらずゆっくりやりましょう。
水回りの掃除は大変ですが、やればやっただけきれいになりますし、達成感もあります。
自分の使いやすい道具や、洗剤などが見つかると掃除はもっと簡単で楽しいものになります。
重曹やセスキ、クエン酸などを使って落とせる汚れもあります。
洗剤に比べると特に重曹はマイルドな使用感ですので、手荒れしやすい人にもおすすめです。
しつこい汚れには強力な洗剤もあります。刺激の強い洗剤は環境汚染の観点からなるべく使用せずに済ませたいですね。
でも色々な洗剤で試しているうちに、しつこかった汚れがいつの間にか薄くなったりもします。
諦めずにいろいろな方法で掃除してみてはいかがでしょうか。
まとめ
水回りの掃除で一番重要なのは汚れをため込まない事です。
汚れが多い分掃除に時間がかかりますし、放置した分汚れ落ちは悪くなり、場合によっては1日では終わりません。
そのようにならないよう日頃から気を配って、水分を残さない事、汚れたらすぐに掃除!を徹底し
いつも清潔な水回りを維持して下さい。