退屈な日々から抜け出す、変化に富んだ女性!

本日ご紹介する方は、2人の息子を持つ志小田さん。

元ダンサーでありながら、家事、子育て、介護だけでなく、バレトン、ストレッチ教室、訪問介護、民泊の掃除、オイリュトミー、結婚相談所など多岐にわたる仕事や活動をされています。

また現在では、正社員と同程度の収入も確保でき、自分に合った働き方や生活を選択されています。

どうしたら、志小田さんように変化に富んだ生き方ができるのでしょうか?

志子田様01

志小田  綾子 さん

フリーランス

2児を出産後ダンサーを引退。その後、子育てや介護を行いつつ、ストレッチ教室や民泊の掃除を行ったり、また介護の資格を取得したり、他にも結婚相談所にて非常勤で働く。新しいことに臆さない人生経験が豊富な女性。

子育てと母の介護をしながら、常勤は難しかった

志小田さん02

志小田さんは元ダンサーで1児出産後は仕事を続けていましたが、2児を出産後、子育てを理由に引退されます。

しかしその数年後、ご両親が同時に病気にかかってしまいました。お父様は半年で亡くなり、お母様は在宅で介護状態となられました。

ダンサーから未知の介護。不安になりながらも「母の介護は必要なことだから」と、志小田さんは介護ヘルパーの資格を取られました。

子供の行事に参加したり、母の入浴介護を行ったりと忙しく過ごしながらも、徐々に慣れたきたため、知り合いのデイサービスで「常勤」として働き始めることにしました。

しかし、半年で辞めざる得なくなりました。

毎朝5時半に起き、朝食準備、子供の送迎、仕事、夕食準備、母の介護の生活に無理がきたのです。そして母の状態をしっかり見れなくなると、相関するかのように母の通院が増え、そのたびに仕事を早退するという悪循環に陥りました。

結果、半年で退職する形となりました。しかしこの経験が、常勤として働くだけでなく、自分の生活に合った働き方を見直すきかっけとなりました。

様々なことを経験して、自分だけの働き方がわかる

介護の仕事を非常勤で行いつつ、仕事の幅を広げるため介護福祉士の資格を考えた志小田さん。

しかし母から「それ取って、どれだけ給料が上がるの?」と言われ「はっ」とさせられました。

業務が増えて、母の介護や子育ておろそかになったら意味がない。

いつもは、薬の飲み忘れや物忘れが多い母に核心を突かれ、もっと違う働き方をしなければと気づかされました。

そこで志小田さんは、ダンスの経験を生かしストレッチ教室を開いたり、エニタイムズを利用して仕事したり、またママ友の結婚相談所を週に2、3回手伝う働き方にシフトしていきました。

エニタイムズで民泊の清掃をやりましたが、こういう世界があるのかと、やって初めて気付きました。結婚相談所でたくさんの女性を見てきて、今では結婚できる人をすぐに見極めることができますよ(笑)。

現在、ストレッチ教室は区の事業となり、結婚相談所も人が絶えないとのことです。

この他にもオイリュトミー(運動芸術)のサークル活動をしたり、商店街のお手伝いを行ったり、新しいことへの挑戦を楽しんでいます。

日常のサイクル内では、同じ結果しか生まない

志小田さん01

今では収入面も常勤ほど得られるようになったそうです。

ある程度収入を確保できると、今の働き方はとてもいいです。例えばケアマネージャーの方が家に来たり、母の通院などに柔軟に対応できるからです。自分である程度仕事量や予定を調整できると、無理ない生活が送れるのです。大事なことは、自分のライフスタイルに合った無理ない働き方ができるか。

志小田さんはママ友や知り合いの方に、在宅ワークの情報や、常勤だけでない働き方の情報を伝えているそうです。

例えば子育てをしながらフルタイムで働き、夜も副業で外で働く方に、夜は子供を見ながら在宅で出来る仕事があることを教えるそうです。今ではネットを通じて、自分の出来る仕事をもらってくることができますが、知らない方には知らないことなのです。

しかし、話を聞いても試さない人がいます。それはもったいないと言います。

つまり、「その生活スタイルの枠から出ることができない」ことがもったいないのです。

同じサイクルの生活をすれば、来週も再来週も変わらない「私」なのです。

新しいことをやっていると、いろんな人に出会えます。そこから仕事にも繋がりますし、知らないことを知ることができます。だから既存の自分の枠から外に出ることを楽しんで欲しいですね。

志小田さんのような様々な経験をされた方は、視野が広く、変な偏見を持たず、自分を飾らない人が多いのではないでしょうか?

志小田さんをもっと知りたい方は!

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