離乳食っていつ頃から始めればいいの?どんな食材を使ったらいいの?初めての子育ては不安がいっぱいですよね。そんな時は子育て中の先輩ママさんに相談するのが一番!

2017年6月現在、1歳2ヶ月のお子様の子育て真っ最中の奏恵(かなえ)さんに、1歳までの離乳食の進め方についてお聞きしました。

奏恵さん
奏恵(かなえ) さん
栄養士

鹿児島県出身。栄養士・マクロビオティックインストラクター・メンタルセラピスト。過去に栄養教諭として小学校で食育を担当。自身のブログ『少しの工夫でわくわく幸せ。手作りごはん手帖』にて、子育て奮闘記を発信中!

生後5〜6ヶ月頃の離乳食

離乳食はこどもの食への興味が現れ始めた生後5,6ヶ月頃が始めどきと言われていますが、もちろん体質や性格、母乳やミルクへの関心度などにより個人差があります。わたしの場合は1ヶ月早産だったこともあり、生後6ヶ月頃から離乳食を始めました。

親がごはんを食べているのを見てよだれを垂らしたり、口をパクパクする仕草が見られたら、食への興味が現れ始めたサイン!離乳食の始めどきです。

最初はアレルギー反応が出にくく日本人になじみのある、お粥をオススメします。お粥をすりつぶして細かくしたり、ミキサーにかけてペースト状にしたりして、食べやすくしてあげてください。まずは小さじ1杯から離乳食を始めてみましょう!

生後5,6ヶ月頃の離乳食

お粥とかぼちゃとバナナ

こどもの様子をよく観察しましょう

初めて口に食べ物が入った瞬間、赤ちゃんは「これはなんだろう?食べてもいいのかな?」という反応をします。最初はうまく噛むことができず、ベーっと吐き出してしまうことも。味覚が敏感なので調味料は加えず、まずはお米自体の甘さを感じてもらいましょう。

赤ちゃんはすごく敏感で、親の表情をよく見ています。食事中は「美味しいね」「これはどう?」「ちょっと苦いね」と大人の言葉で話しかけながら、(今噛んでるな…)(丸呑みしてるな…)(大きかったかな…)とこどもの様子をよく観察してみてください。

激しく泣いたり、拒否したりしないようであれば、1週間程度、様子をみながらこのまま続けてみましょう。1日1回、午前中のできるだけ機嫌のいい時間にあげるといいです。

慣れてきたら、野菜や白身魚をペースト状に

だんだんと慣れてきたら、ペースト状にしたいも類や野菜、6ヶ月頃からは白身魚にも挑戦してみましょう。マッシュしたじゃがいもをだし汁で伸ばしたり、ほうれん草や小松菜の葉の部分をペースト状にしたものを添えれば、見た目も鮮やかに!

絹ごし豆腐もこの時期から食べられます。わたしは加熱した絹ごし豆腐をペースト状にして、野菜や白身魚のペーストと和えて食べさせていました。

5,6ヶ月頃の離乳食2

お粥と小松菜とさつまいも

生後7〜8ヶ月頃の離乳食

生後7~8ヶ月頃になると離乳食にも慣れてくる頃かと思います。食事回数も徐々に1日2回食のペースになり、品数も増えてパパ・ママへの負担は大きくなっていきます…。

一番気をつけていただきたいのは、離乳食作りを頑張りすぎてしまうこと。この頃はお母さんの産後の疲労が出てくる時期です。いかに心と体を休められるかが大事になります。

そこでわたしがオススメしたいのが、大人の食事と一緒に離乳食を作ること。かぼちゃのそぼろ煮、野菜炒め、親子丼など、大人の食事を味付けする前に取り分けて、薄く味付けしたり、細かく刻んでとろみをつけたり、だし汁で伸ばしたりして食べさせると、離乳食にかける手間が大幅に省けます。

調味料はあまり使わず、食材本来の味を大切にしましょう。食感にしっとり感があると、赤ちゃんも抵抗なく食べられますよ。

7,8ヶ月頃の離乳食

野菜とささみのお粥、オートミールとバナナの豆乳煮

アレルギーの心配がある食材は午前中に

7,8ヶ月の時期は使える食材の幅が広がるので、アレルギーに注意しましょう。初めて食べる食品があるときには、必ず1種類のみにし、午前中に小さじ1杯だけあげて、様子を見るようにします。

初めての食材が口の周りに触れると、アレルギーに関係なく刺激により口の周りが赤くなることがあります。そのときすぐに治まれば問題ありませんが、全身に蕁麻疹が出てきたり、あきらかに不快な様子が続くなどの異常が見られた場合は、すぐに病院を受診しましょう。

食パンを細かくちぎってミルクや豆乳で煮るパン粥や、柔らかく茹で、細かく刻んだうどんなども7,8ヶ月の初期の頃から食べられます。市販の食パンやうどんには添加物が含まれていることが多いので、原材料をチェックして使うようにしましょう。

この頃は、ペースト状の食事から形のある食事へ、少しずつシフトしていく時期です。

7,8ヶ月の離乳食2

食パンの豆乳粥に煮りんごを添えて。
焼き芋、ブロッコリー

生後9〜11ヶ月頃の離乳食

生後9~11ヶ月頃になると3回食になり、いよいよ離乳食がメインになっていきます。この時期は鉄分をしっかり摂ることを意識してください。

赤ちゃんは生まれながらに体内に「貯蔵鉄」を持っていますが、この頃になると貯蔵されていた鉄分がなくなり、不足分を食事で補う必要が出てきます。鉄分が不足すると貧血になりやすくなるので、注意しましょう。

鉄分補給におすすめの食品は、ひきわり納豆などの大豆製品、赤身の肉や魚などです。大豆製品など今まで加熱しなければいけなかった食材が、加熱なしでも食べられるようになります。野菜も今までより少し大きめに切って様子をみてみましょう。

具沢山のオムレツを小さく切って食べさせたり、パンケーキにバナナなどのフルーツや豆腐・きな粉を混ぜるのもおすすめです。

この頃は3回食の時間を決めて、食事のリズムを習慣化させていきましょう。一緒に食事をする時間はこどもの成長にもとても大切なことなので、大人も一緒に食べながら、食事の楽しさを伝えてあげてください。

こんな時どうする?〜質問集〜

ーー市販のベビーフードは、離乳食にどう取り入れていけばいいですか?

最近は、具沢山たっぷりのリゾットやうどん、鉄分強化やカルシウム強化ができるものなど、いろいろな種類のベビーフードが売っています。偏った食事にならなければ、たまには1品だけ市販のベビーフードを取り入れてみるのもありだと思います。その際は、できるだけ添加物の少ないものを選びましょう。

繰り返しますが日々の離乳食作りで大事なのは、無理をしないことです。頑張りすぎてしまって赤ちゃんや家族にイライラをぶつけてしまうよりは、たまには市販のベビーフードを使って、体と心を休めた方がいいですよね。

ーー外食する時はどうしていましたか?

わが家の場合、離乳食初期は栄養価が高くて食べやすいオートミールのお粥をよく用意していました。家でオートミールをフルーツや甘みのあるいも類などと一緒に煮て、タッパーに詰めて、保冷剤と一緒に持っていっていました。これだと、外出先でもあまりぐずらずよく食べてくれましたよ。息子はお水を嫌がってあまり飲まなかったので、飲み物はノンカフェインの麦茶を薄めに作って持ち歩いています。

ーー手づかみ食べはいつ頃から始めましたか?

7,8ヶ月頃から手づかみ食べの練習をさせて、10ヶ月頃には少しは自分で食べられるようになりました。手づかみ食べが上手になると、こどもが自分でごはんを食べてくれるようになって、その間にわたしは自分のごはんを食べることができて、だいぶ楽になりましたよ。

また、手づかみ食べはにぎったりつまんだり、手先を使うので脳の発達にもいいそうです。パンケーキやおにぎりも小さく丸く作ってあげて、少しずつ練習をするといいですね。

ーーその他、気をつけることはありますか?

食材は旬の食材を使うようにしましょう。旬の食材がやはり一番安くて、美味しくて、栄養価も高いです。あとは日本人に生まれたからには、昆布、鰹、しいたけなどのだしの旨味も知って欲しいですね。

小さい頃の食習慣は大事です。わたしは学校で食育を担当していましたが、家庭での食習慣が学校での生活態度や学習態度、そして成績にも表れているなと感じていました。ですから離乳食の時期から是非、食を大切に、こどもに食べることの楽しさを伝えられるよう心がけてみてください。

おわりに

今の時代、情報はネット上にあふれかえっています。でもその情報が正解かどうかは、実際試してみないとわからないですし、やっぱり個人差がありますから、「うちの子だけ、こんなふうでいいのかしら…」などと思い悩む必要はありません。

地元の離乳食講座に行ってみたものの、よくわからなかったという方もいらっしゃるかと思います。そういう時は一人で頑張りすぎずに、エニタイムズでわたしに相談してみてください。子育てや離乳食に関する不安なことを、一緒に解決していきましょう!

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