【お餅のカロリー】正月太りしないお餅の食べ方とは!?

お正月に食べると美味しいお餅。

あんまり美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまう人、多いのではありませんか?

沢山食べたいけど、食べ過ぎると太りそうで気になるし、正月太りしそう……

今回は、そう思っている人に、お餅のカロリーについてご紹介します。

◆お餅のカロリーは形によって変わる

一般に普及しているお餅には、角餅と丸餅の二種類があります。

西日本の一部の地域は丸餅、それ以外の地域は角餅と、地域によって食べているお餅形状が変わるのですが、大きさやお餅をつく時に練りこんである物にもよります。

ですから、お餅一個のカロリーは、その地方の風習によって変わってくるというわけです。

まず、お餅とご飯のカロリーを比べてみましょう。

お餅はもち米、ご飯はうるち米と言われるお米から出来ています。

餅米のカロリーは100グラム中235㎉、ご飯のカロリーは168㎉です。

この結果だけを見てみると、やっぱりお餅を食べられないと悲観する人がいるかもしれませんが、お餅一個分のカロリーだと丸餅35グラムだと83㎉、角餅50グラムだと118㎉と、決して多くはないことがわかるでしょう。

ご飯も二杯、三杯と食べると太りますがし、それと同じでお餅も食べすぎなければ太ることはありませんし、歯ごたえがあって腹持ちが良く、食べ方に工夫をすれば、ダイエットにも使える優れものなのです。

◆お餅の栄養素

角餅一個分(50グラム)に含まれる栄養素は、炭水化物25.15g、タンパク質2.1g、脂質が0.4gです。

ビタミン・ミネラルの中ではモリブデンや銅の割合が高くなっています。

モリブデンは肝臓や腎臓、銅は血液や骨に多く、新陳代謝を助ける働きをします。

血液の生成に関係しており、なくてはならないミネラルです。

銅はタンパク質と結合することによって、「セルロプラスミン」というミネラルとして存在します。主に血液中の赤血球のヘモグロビンを合成するのに必要不可欠です。

◆低カロリーのお餅の食べ方

気になるお餅のカロリーですが、色々な食べ方があります。

太りにくい食べ方がありますので、参考にしてみて下さい。

①野菜とタンパク質が同時に摂れるお雑煮

お雑煮の中にお餅を入れて食べると、野菜やタンパク質を同時に摂れて便利です。

地方や家庭によって入れる具や汁の味も変わるのですが、お餅や中に入れる具を煮る時に柔らかくしすぎると物足りなくなりますので、少し歯ごたえが残るくらいにしておくと、食べた後の満足度が違います。

野菜は根菜を中心にしても良いですが、お芋はお餅と同じで炭水化物なので、要注意。

お餅は焼いてからお雑煮に入れると、煮崩れしにくくなります。

きのこ類や青菜が比較的低めなので、お雑煮の具として利用すると良いでしょう。

ちなみにお雑煮の汁ですが、お味噌は小さじ一杯(6g)で12㎉、大さじ一杯(18g)で35㎉。

おしょうゆは小さじ一杯(6g)で4㎉、大さじ一杯(18g)で13㎉なので、気を付けて作りましょう。出

来るだけ出汁を濃い目にとることで、調味料少なめでも美味しくなります。

調味料が多いと食欲が増しますので、控えめにすると良いでしょう。

②イソフラボン効果が高い納豆と絡めて食べる納豆餅

photo by 100100100.blog

納豆は酵素を多く含むので、消化に良くイソフラボン効果が期待できます。

1パック50g中100㎉で、柔らかいお餅と絡めると相性抜群です。

食べ過ぎを心配する人は、お餅を湯通しする時に少し歯ごたえを残す程度にするか、お酢や香味野菜をほんの少し加えておくと、お醤油をそれほど使わなくても満足出来ます。

③ピリッと辛い大根おろしで食べるお餅

大根おろしを絡めて食べるお餅が大根おろし餅もさっぱりとした味わいで美味しいですよね。

大根おろしは100g中18㎉と低カロリーなうえ、酵素が多く食物繊維やビタミンなど身体に良いことづくめです。

新陳代謝を良くする効果があり美容に良いのですが、大根おろしと柔らかいお餅が良くマッチしていて、飽きが来ない美味しさ。

この大根おろし餅のお餅も湯通しするのですが、少しの量で満腹感を得たい人は、大根おろしにお酢やレモン汁を加えてお醤油の塩分を控えめにすると良いでしょう。

かつお節を上にかけると風味が増します。

④香ばしい海苔で巻いた磯辺焼き

軽くあぶった海苔で、香ばしく焼いたお餅を巻いた磯辺焼きも、お正月のお餅の食べ方としてはポピュラーな方ではないでしょうか。

砂糖じょうゆ味にするか、シンプルにおしょうゆだけにするかはお好み次第なのですが、お砂糖はカロリーが高めなので食べ過ぎないようにしましょう。

海苔薪をアレンジして中にスライスチーズやハムなどを挟むと、お醤油をつけなくても美味しいので、バリエーションを広げましょう。

◆美味しくて癖になるけど要注意の食べ方

①きなこと小豆で食べるスイーツ系

お正月にきな粉餅とあんころ餅を食べないと夜も昼も明けないという人は、要注意!

きなこ餅のきなこは栄養豊富で美容にも良さそうなのですが、一緒に加えるお砂糖がくせものなのです。

上白糖が小さじ一杯(3g)で12㎉、大さじ一杯(9g)で35㎉でかなりの高カロリーです。

きな粉餅のお砂糖を気持ち程度にして甘く煮た小豆を上にかけると、二つ一緒に味わえますし、より低カロリーになります。

甘い香りのシナモンやバニラなどの香味料を使うと、嗅覚から味わえますので、お砂糖が少量ですみます。

お好みに応じて、小さく角切りにしたリンゴの甘煮を添えても良いですね。

②カラッと油で揚げたお餅

要注意なのは、油で揚げたお餅です。

出来立てのお餅に、お塩やおしょうゆで味をつけていただくのは堪えられない美味しさですが、脂の量を減らすか食べる量を減らすことをした方が良いでしょう。

油はさっと表面だけにつけて、トースターかグリル、オーブンで焼くかフライパンで少量の脂で焼くことをおすすめします。

◆お餅は他の食材と混ぜるとカロリーが減る

今は昔の杵と薄のような道具がなくても、餅つき機が各家庭でも使えるようになりました。

お餅を作る時に他の食材を混ぜて作ると、カロリーダウンになります。

その代表亭なものがよもぎ餅。

良く土手に映えているあの草ですが、香りが良くお砂糖がほんの少しだけで満足できます。

よもぎ餅の応用で、にんじんや小松菜をすりおろしたものを加えても良いのですが、その際には良く水けを切っておきましょう。

お餅は高カロリーではありませんが、食べる組み合わせや調理法で太りやすいので、体に良い方法で美味しく食べましょう。

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