今回ご紹介するのは、半年前からフリーランスとして主に配送関連のお仕事をされるようになったという「まごころ運送」の澤本さんです。
前職でも配送などのお仕事をされていたのかなと勝手に想像していましたが、なんと前職はアパレル関係!
あまりの大転身にびっくりしてしまいました。
さらに澤本さんは20年間もの間、サラリーマンとしてアパレル関係会社でお勤めし、管理職にまでなられたというキャリアの持ち主。
どうして、そのキャリアをリセットし、フリーランスとして一から配送関係のお仕事をされるようになったのでしょうか?
フリーランスを目指している方、お仕事の向き合い方に迷走中の方、必見です。
管理職になったことで再認識した自分のやりたいこと
サラリーマンの頃、平日は家族とも顔をほとんど合わせることなく朝から夜まで働き詰めだったという澤本さん。
それでも、自分自身で足を動かし、努力を継続することで成果が見えるプレーヤーにやりがいを感じていました。
努力が功をそうし、管理職になりましたが意外な気持ちが湧き出てきたそうです。
「やっぱり自分はマネージャーの仕事よりプレーヤーの仕事が向いている」
プレーヤーの仕事を離れたことでその良さや、本当に自分にやりたいことが見えてきたそうです。
社会情勢も背中を押し、20年もの長い年月携わってきたアパレル関連のサラリーマンを辞め、フリーランスとしての第一歩を踏み出しました。
なんと家族に会社を辞めたことはほぼ事後報告だったそうですが、奥様は「あなたが決めたことなら」と言って応援してくれました。
それでも、結婚してから一番驚いたことだったとおっしゃっていたそうです。
「好き」と「ニーズ」の掛け合わせ
アパレル関係のフリーランスではなく「配送」を選択されたのはどういった理由だったのでしょうか。
もともと、アウトドアが好きなんです。今流行りのソロキャンプは15年ものキャリアがあるんですよ。軽貨物のお仕事では軽バンや軽トラを購入すると思うんですが、もしも再就職したら、その車をキャンピングカーに変えることもできるかと思って(笑)
なるほど!
万が一フリーランスを辞めた場合でもご自身の趣味に再利用できるという観点でお仕事を選択されているというところが、とても独創的で面白い視点だなぁと思いました。
それに、コロナ禍になって配送の需要もものすごく増えているじゃないですか。こういったことももちろん理由としてあります
まさに「好き」と「社会からのニーズ」の掛け合わせ。
そして「もしも再就職した場合」をしっかり想定され、リスクヘッジをされているのですね。
フリーランスになって変化した仕事への向き合い方
フリーランスになったことである意味、がめつくなった気がします
澤本さんのお話の中で印象的だった言葉です。
どういうことか詳しく伺うと、次のようにお話してくださいました。
会社はある意味色々なことを守ってくれると思いますが、その反面プレーヤーとして「あとちょっと」を頑張ってもその跳ね返りは少なかったり場合によっては、ほぼなかったります。でも、フリーランスは完全に自分自身に結果が返ってくるので、「あとちょっとの努力」や「最後まで諦めない」など「勝ち」にこだわるようになったんですよね。
こういう想いが強くなったことで、一人一人のお客様に対し、より一層真摯に向き合うことができている言います。
「まごころ運送」という名前もそういったお気持ちから来ているのでしょうか。
そうですね、バリバリと俊敏に多くの仕事をさばくというよりは、一つ一つの案件に対して、まごころを込めてできる限りお客様のニーズに応えていきたいと思っています
最後に、澤本さんに理想の将来像について伺いました。
地域に根ざして、家族との時間も大切にしながら柔軟に働いていきたいですね。街の便利屋さんみたいな感じで地域の方のニーズに丁寧に応えていければと思っています
まとめ
いかがでしたでしょうか。
澤本さんは、現在「毎日家族と顔を合わせて食事ができること」に改めて喜びを感じ、お仕事に向かわれているそうです。
フリーランスへ転身されたことで、ワークライフバランスの大切さにも気づいたとおっしゃっていました。
また、「勝ちにこだわる」ことはサラリーマンの生活をしてると忘れがちですし、結構難しいことですよね。
でも本来、労働に対して対価を頂いている以上、フリーランス、サラリーマンに限らず共通して、心に置いておいた方が良い考え方ではないでしょうか。
澤本さんのお話をお聞きして、仕事に対して「あとちょっとの努力やこだわり、勝ち」をもっと意識してみようと思いました。
皆さんもこういったことを少しだけ意識して日々のお仕事に向き合ってみませんか?
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