今回ご紹介するのは、大阪の地でイケア家具組立認定サポーターとしても活躍いただいているブッキー!さんです。
ブッキーさんは、23年間電子部品の商社で営業マンとして働かれていましたが、一昨年に退職をされ、まさに現在、新たな道を切り開こうとされているサポーターさんです。
長年働かれていた会社を辞められた経緯や、今のお気持ち、そしてご自身のライフワークになっているDIY*に対するブッキーさんの強い思い伺いました。
*DIY :”do-it-yourself”の略で「自分で作ること」を意味します。
自分の「心」を守るための決断
現在53歳のブッキーさん。23年間勤めた会社を一昨年退職されました。
商社の営業職だったそうで、昼夜問わずクライアント企業の対応を行わなければならない場合があり、精神的に追い詰められることが多かったと言います。
しっかり眠っているつもりが、ストレスにより実際の身体は眠れていない状態に・・そのため日中も眠くなってしまうことが多かったそうです。特に運転中などは危ないと感じることも多々あったと言います。
もうそろそろ限界だなと思うことが多くなりました。2人の子供たちも20歳を過ぎて、今後の見通しがたつ年齢にもなったということが一つのきっかけになりました。妻や息子たち、家族の支えもあり、50歳を節目に今後の人生について考える機会を持とうと思い、退職したんです。
周りでも精神的に追い詰められる人の姿を目の当たりにしたため、退職は、ブッキーさんにとって、自身の「心」と「身体」を守る決断だったそうです。
退職後、精神的には楽になったものの、やはり食べていくためには、仕事が必要ということで、6カ月間職業安定所の職業訓練を受けました。
そこでは、もともと興味のあった分野である建築関連や住まいの関連のことが学べるコースを受講したそうです。
そのコースの成果もあり、壁や床の張り替えなど専門性を要する作業もできるようになり、晴れてキッチンの組み立て関連の会社から内定をもらいました。
そして、来月から新たなスタートをきるそうです。
53歳からの新しい環境での新しいチャレンジ。どんなお気持ちなのでしょう?
もちろん不安もありますが、自分にとって本当に好きな仕事ができるので、ワクワクしています。形あるものが自分の手によって形になっていく様子はとても楽しくやりがいを感じます。
ブッキーさんのおじいさんがもともとDIYをされていたことが影響し、若い頃からなんでも自分で作るということを習慣とされていたそうです。
どんなものでも自分で作れそうなものはまずやってみます。ソファーなんかも簡単に作れちゃいますよ。
こういったソファーは材料費のみで2万円台で作れるそうです。
自分自身で作ったソファーならくつろぎの時間もより一層充実した気持ちになりそうですね。
DIYをもっと身近に感じて欲しい
DIYブームといわれるようになって久しいですが、まだまだハードルが高い印象を持っている人が多いとブッキーさんは言います。
DIYって、工具と木材を使って行うイメージが強いと思いますが、実はそれだけではないんですよね。究極、自分で作るという意味では「料理」も一つのDIYなんです。もっと、DIYの持つイメージを身近にできたら良いですね。
DIY初心者でも簡単にできるものを伺ってみました。
レザークラフトはおすすめです。東急ハンズなどで、材料が売っているのでお気に入りを見つけて、手帳や本のカバーを作ってみるのはいかがでしょう?これも立派なDIYなんですよ。
これなら、初めての方でも少し敷居が低そうですね!
DIYしたオリジナルのカバーなら、大切なお気に入りのものが作れそうです。
ブッキーさんは、今後も本業の空き時間を利用して、初心者の方に向けてサポートをしてDIYを楽しむ人を増やしたいそうです。
DIYに興味のある方はぜひブッキーさんにご相談してみてくださいね。
<ブッキーさんのおすすめサービス>
Anytimesでサポーターを探す