今回ご紹介するのは、今年の5月からフリーランスとしてANYTIMESで活躍されている元IKEA公式組立業者伊藤さんです。
ユーザー名にも入っているように、伊藤さんはもともとIKEA公式の組立業者として企業で働かれたのち、最近までは飲食店の内装会社で現場管理のお仕事をされていた方です。
サラリーマンとして多くの経験、実績がある中で会社員という枠組みで働かれることをやめた理由と、フリーランスになってからの生活の変化などを中心に伺いました。
フリーランスに興味のある方、新しい働き方を実践されたい方はぜひご参考にしてください。
自分自身の本当の欲求を自覚できた瞬間
日々日常を過ごしていて、「自分の本当にやりたいこと」「本当の欲求」を意識して生活できる人はどれくらいいるでしょうか。
忙しない日常の中でそれらを感じ、そしてその欲求に対し、正直に生きることができている人は意外とわずかかと思います。
伊藤さんは、今年の5月までサラリーマンとして働かれている中で、それを強く実感していたそうです。伊藤さんが感じていた、本質的な欲求、それは「もっと自分の時間が欲しい」でした。
内装会社の社員として、朝の5時には起きて出社し22時まで、場合によっては日を跨いで仕事をすることもあったそうです。
本当に休む暇がなく、心身ともに疲れ果ててしまっていたと言います。
過酷な状況が続いたことで、自分自身の本当の欲求が見えたんですよね。もっと自分自身で人生をハンドリングしたい。自分の時間を作って向き合いたいと。
会社の人をなんとか説得し、今年の5月から晴れてフリーランスとしての一歩を踏み出しました。
会社員を辞める時は、安定した仕事を失う不安はなかったそうです。
とにかく、今の状況から脱却したいという気持ちが先行していました。その時、お金のことはもはや重要ではなかった気がします。
「学び」の姿勢を大切にする
ANYTIMESには2019年の頃から登録していた伊藤さんですが、フリーランスになるまでは、利用する時間がなく、ほとんど仕事は受けていなかったそうです。
ほかのサポーターさん、特に人気がありそうな方の様子をずっとウォッチしていました。1週間でどれくらいの仕事を引き受けていそうか?そして1ヶ月ではどれくらいの収入になりそうか観察していたんですよね。それをみて、自分もこれならやれそうと思ったんです。
ANYTIMESでのウォッチングがサラリーマンを辞めるきっかけにもなったとおっしゃっていました。
一歩を踏み出す前に事前に調査し、検証する。どんなことでも大切なフローですが、それを自身の人生転換期にしっかりと実行されていたんですね。
フリーランスになってから出来た自由な時間には、積極的に他の個人で働かれている人の話を聞きに行くようになりました。自分よりフリーランスとして先輩の人に、働き方やツール、マインドなどを伺って刺激をもらっています。
自由な時間を学びの時間にも充てられて、これからの人生に活かそうとされている姿が印象的でした。
お客様から直接出会うことで気づく「ニーズ」を掘り起こしたい
伊藤さんは今後も、フリーランスとしてANYTIMESでIKEAなどの家具の組立を行っていくそうです。
そしてそれと同時に、お客様の「新たな需要」の掘り起こしをして自分のサービスとして提供出来たらとお話されていました。
以前、IKEAのソファの組み立てを依頼された時、搬入前の大きなソファが部屋に入れず、お客様が困っていたので、窓を取り外して、一緒に搬入してあげたことがあったんです。そのあと、窓を戻したのですが、窓の動きが悪いということもおっしゃっていたので、再度お客様のご自宅に伺いました。その時、潤滑剤を使ってあげて、直してあげたら、とても喜んでくれて。その時は、ひょんなきっかけで2つのサービスをやることになりましたが、実際にも、組み立てと窓の修繕などサービスを上手い感じで組み合わせて提供することも出来そうですよね。お客様の声を聞きながら、サービスを設計出来たら良いなと思っています。
まとめ
フリーランスとしての姿勢を学びながら日々のお仕事の中で新たなサービスを発掘をされる伊藤さん。
自分自身のANYTIMESでの行動を通じて、新しい働き方や生き方を実践したい人の背中を押せたらとお話してくださいました。
今後のご活躍が楽しみですね。
IKEAの家具組立などお願いしたい方はぜひ伊藤さんにご相談されてみてくださいね。
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