【美味しいチャーハンが作りたい!】
お昼に、お弁当に、気軽に作れてお腹も満足になる、チャーハン。
しかしながら、その作り方は奥が深いんです!
パラパラにしたい!
どちらかというとしっとりにしたい!
チャーハンの好みも人によって千差万別。
そして、いざ、そういう風に作りたいと思って実行に移しても上手くできないこともたくさんあります。
ここでは、いつくつかのポイントをふまえて少しパラパラめで、それでいてバラバラにならない適度なしっとり感もある美味しいチャーハンの作り方を紹介します。
【美味しいごはんの作り方?】
チャーハンで最も重要な食材と言えば、米! ライスです!
炊き方というよりか、作り方、準備の仕方、といった方がいいかもしれません。
(さすがに田んぼからはやめておきましょう……
現実に、米の作り方を調べないとね……)
炊く時は普通に炊いてください。
あまりべちょっとしたごはんでは、美味しいチャーハンは作れません。
固すぎても然り。
そして、チャーハンを作る時と言うのは、ごはんが余ってしまった時ですよね。
そんな時に、美味しいチャーハンを作り方を実行するための、ごはんの大切な準備があります。
冷ごはんをそのまま使うのはNGの作り方です。
炒める時に、ダマになってしまいます。
かといってレンジでチンしてすぐに使うのもよくありません。
ごはんの水分が余分に残ってしまい、べたっとした仕上がりになってしまいます。
だから、冷ごはんはチンした後に、適度にほぐし、ごはんの水分を少し抜くようにしてください。
もちろん乾かしすぎてカピカピになると、美味しくなくなるので気をつけて。
美味しいチャーハンの作り方とは、ごはんの状態を仕上げることなのです。
【具材と油はシンプルなのがうまい】
美味しいチャーハンの作り方を実現するために、必要なもの、それは、チャーハンの具と炒める油。
あまり具をたくさん入れ過ぎるとチャーハンの米より具が主張してしまうので、ほどほどに。
必要なもの、外してはいけない物は卵。
そして、ネギ。
あとは、何か、魚介や肉などのダシになるもを使うことが美味しいチャーハンの作り方に必要な具です。
とはいえ、そんな高級食材ではなくてよいです。
ちくわや、かまぼこ、ハム、ベーコン、焼き豚など、スーパーに手に入れられるもので結構。
それらの具材とネギを米と馴染むようなサイズに細切れしてください。
あまり大きく過ぎると米の食感を邪魔します。
卵は、ライス1膳強に対して1個の割合で、あまりごはんの割合が多いと、卵とのなじみが悪くなります。
卵はよく白身と黄身をほぐしておきます。
下味としてごま油や塩コショウを少々混ぜておくと風味がよくなります。
そして油は、サラダ油でかまいません。
ごま油で最初から炒めると、ごはんや具が焦げ付きやすくなります。
ごま油はチャーハンの仕上げに使ってください。
あとは、あまり奇をてらった油は使わないように、オリーブオイルでチャーハンはあまり美味しくないようです。
香りがつよいので、せっかくのチャーハンの風味が消されます。
美味しいチャーハンの作り方とは、シンプルにお家の具材を使うことなのです。
【さぁ、調理をはじめよう!】
さて、美味しいチャーハンの作り方の大切な行程がやってまいりました。
フライパンを用意します。
テフロン加工のものが、おすすめです。
あまりよくないフライパンだと、米も卵も焦げ付いて、片づけが悲惨なことになります。
(美味しいチャーハンの作り方は片づけ方まで大切なのです)
そして、フライパンを熱します。
中火強程度にして、油を引きます。
サラダ油大さじ1~1.5くらいです。
(少し気持ち多めで)
油が熱さない内から、刻んだネギと他の具材を入れて炒めます。
この時、しょうがを入れると、また違った風味になって美味しいです。
あまりアツアツの油に具材を入れると、跳ねて、やけどの原因になるので気を付けてください。
美味しいチャーハンの作り方はケガをしないことも重要です。
そして、ネギの香りがたってきたら、ここからがスピード勝負です。
ほぐしていた卵をいれます。
少し卵を垂らしてじゅわっと、フライパンで熱されるくらいのタイミングです。
卵を入れてフライパンに広げたら、すぐさま、ほぐしていたごはんを投入してください。
ここで火を弱火にします。
フライ返しや木べらなどで、米の一粒一粒を、ほぐすように切るようにして、米粒に卵を絡めるようにしてください。
ここで大切なのは、米を潰さないこと!
米と卵を捏ねない事!
すばやくやること!
これを守らないとチャーハンがべたつく原因になります。
そしてすぐに、火力を中火の強程度に戻します。
ここでも米を切るように炒めるのは忘れずに。
美味しいチャーハンの作り方とは、スピードとの戦いです。
そしてフライパンは余計に動かしてはいけません。
中華鍋のようにカッコつけて振っても、さほど素晴らしいチャーハンにはならないのです。
中華鍋が輝くのは、厨房などの業務用の強化力があってこそです。
家庭用のガスコンロではただの鉄の塊であり、主役はフライパンなのです。
フライパンを動かすと火力にむらができ、十分に熱が回らないために、チャーハンがべたついたり、仕上がりにむらができます。
だからフライパンを動かさずに、へらを動かしてください。
さっと切るように、時折返して、卵と具と米が馴染むように。
きっとパラパラになっていきます。
美味しいチャーハンの作り方とはスピードとの戦い。
そしてかっこけつないこと。
愚直にチャーハンと向き合うことです。
【仕上げは頼りっぱなし?】
最後は味付け、奇をてらわずに、市販の中華スープの素をふって混ぜてください。
味の濃さはお好みで
(あんまり入れ過ぎるとしょっぱいし、べたつきます)
そして、醤油をさっと回し入れて、チャーハンと馴染ませます。
仕上げは、ごま油。
鍋肌に回しかけてから、再びチャーハンとさっと馴染ませて、香ばしい香りがしたら完成です!
ここももちろんスピード勝負!
美味しいチャーハンの作り方とはお家にあるもので素朴に味を決めるということです。
【美味しいチャーハンの食べ方?】
さて、今までは、美味しいチャーハンの作り方を紹介していましたが、もちろん重要なのは食べ方ですよね!
それは、つまり、できあがりをすぐに食べることです!
できあがりを食べるのと一度冷めたものをチンして食べるのでは、風味も食感もまるで違います。
チャーハンとは刹那的な食べ物です。
完成した時が最高のものです。
あとはただ、劣化していくのみ……
だから本当は、お弁当にはおすすめできないのです。
お家で食べるのが、一番です。
お好みで塩コショウとか、ラー油とか、かけても美味しいですよ。