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「美文字芸人」が教える、美しい文字を書くための5つのコツ

「大人になり、鉛筆や筆で文字を書くことがすっかり減ってしまった。」という方は多いのではないでしょうか?

一方で、冠婚葬祭など、名前やメッセージを手書きしなくてはいけない場面が未だに少なくありません。

そのような場面で汚い文字を書くのは良くないので、美しい文字を書けるように常に心がけたいですよね。

今日は書道指導者である前谷志織さんに、美しい文字、つまり「美文字」の書き方を教えてもらいました。

美文字芸人

前谷志織さん

書道指導者

書道歴は20数年で書道指導者免許を保有。
「ジュエリー志織」という名前で芸人さんとしても活動中。芸歴なんと9年目!

(1)美文字はペンをキレイに持つことから!

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ペンの持ち方は意外とバラバラです。

キレイにペンを持ち、筆圧やペンの運びを固定することは、美文字の基礎になります。

ペン先から3cmほど上の部分を親指、人さし指、中指の3本でつまむように持つのが正しい持ち方です。ペンを3本の指で持ったら、手首を机に固定します。

そうすることで、細かい指の動きが楽にできるようになり、文字が安定します。

(2)文字はゆっくり形を意識しながら

文字にはそれぞれ、綺麗に見えるかたちがあります。

書道などでは「達人」と言われる人が、さらさらと流れるように文字を書いているイメージがありますが、最初はゆっくりキレイに書くことが重要。

自分の名前や季節の挨拶だけでも文字の形をまるごと覚えておきましょう。

(3)縦線はまっすぐ書く!

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文字を書くときは「等角度、等間隔」に書くことを意識しましょう。

また、縦の線はまっすぐ垂直にかくことで、全体が引き締まり、バランスのいい文字に見えます。

(4)ペン先が太すぎるのはNG!

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練習の際に太めのペンで字を書くと、味が出てうまくなった気持ちになることがあります。

ですが、それは美文字の練習にはならないのでNG。

芯の太さは0.5mmくらいの一般的なボールペンなどを使うようにしましょう。

(5)練習には三角グリップのペンがオススメ

持ち手が三角形になっているペンや鉛筆は、持ち方を矯正してくれるので練習用に最適です。

あまり馴染みがないかもしれませんが、最近は100円ショップなどでも購入可能ですので、見つけたら1本購入しておきましょう!

まとめ

以上が美文字を書くためのコツになります。

PCやスマホでやりとりすることが増え、手で文字を書く機会も減りつつある現代。だからこそ美しい文字を書けると、より一層上品な感じがしますよね。

皆さんもぜひ美文字の書き方をマスターしてみてくださいね。

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