「焼きそば」…皆さんは、いつ召し上がりますか?
きっと家族みんなが家にいる日のお昼ごはんに、よく登場するのではないでしょうか?
麺と粉末ソースがセットになっていたり、焼きそばの具材も大体決まっていて、作り方にもあまり差が出ないメニューとも言えますが、せっかく作って食べるなら、美味しい方がいいですよね。
そこで、自分も家族も大満足の美味しい焼きそばの作り方について、3食入りの袋を例に、いくつかポイントを挙げてみます。
【まずは丁寧な下準備!】
焼きそばに入れる野菜やお肉を準備します。
キャベツ、にんじん、豚肉もしくはイカ…具材はこんなところでしょうか?
どんな焼きそばの具材にしても、ポイントはその切り方です。
どれも同じぐらいの大きさで切ることによって、口に入れたときの食感に統一感が生まれ、それだけでいつもより焼きそばが「美味しい」と感じるはずです。
ここで食感だけに注目すると、小さめの切り方がベストのようですが、できあがりの見た目が地味になりすぎてしまわないように、ある程度の大きさでそろえて切ることをおすすめします。
そして焼きそば麺は、電子レンジで30秒~1分加熱してから袋から出し、あらかじめほぐしておきます。
冷蔵庫から出したてで冷たい場合は麺同士がくっついてかたまりになっていますので、この下準備をすることで、麺を炒めるときに菜箸でかたまりを崩す必要がなくなり、手間を取りません。
【作り方ー炒めるときも一工夫!】
次に焼きそばの具材を炒めていきます。
まずはお肉やイカを炒めます。
このあと入れる野菜から水分が出てフライパンに焦げ付くことはないので、油は控えめにしましょう。
お肉やイカに、うっすら焼き色がついたら、次に野菜です。
少ししんなりしてきたら一度火を止め、フライパンにふたをします。
このままでしばらくおくと、蒸し焼き状態になります。
こうすることで先に入れたお肉にも、しっかり火が通り、油っぽさも防げます。
食べる時に野菜のシャキシャキが残るよう、あまり火を通しすぎないようにして、一度焼きそばの具材に味を付けます。
付属の粉末ソースを1/3ほど振りかけて具材に混ぜておきましょう。
こうすることで、麺にも具材にも味が行き渡り、味のからみづらいキャベツの根元やお肉が、単独で食べても美味しくなります。
【ソース味以外の焼きそばにもチャレンジ!】
以上が美味しい焼きそばの作り方でしたが、焼きそばって、ついソース味にしていませんか?
最近は3食入りのセットでも、ソース以外の味付けのものが売っていますが、専用ソースがなくてもできる、別の味付の美味しい焼きそばの作り方をご紹介します。
・塩焼きそばの作り方
塩焼きそばの油はごま油を使います。
入れる具材はソース味のものと同じでもいいですが、豚肉とネギときくらげだけでシンプルに仕上げる作り方のほうが美味しいです。
塩味は、焼肉用の塩だれや中華だしの素を使うと、簡単にコクと旨味が加わりますが、なければもちろん塩コショウでも大丈夫です。
・あんかけ焼きそばの作り方
あんかけ焼きそばにも油は、ごま油を使います。
まず麺をいったんほぐしてから、ホットケーキぐらいの円にまとめてフライパンで焼きつけます。
片面にカリっと焼き目が付いたらひっくり返して、もう片面も焼きます。
両面がカリッとしたら、上にお好きなあんをかけて出来上がりです。
トロっとしたあんと、カリっとした焼きそばの食感がとても美味しいです。
まとめ
以上、美味しい焼きそばの作り方をご紹介しましたが、作り方だけでなく、食べ方にも「美味しい」工夫があります。
たとえば卵。
目玉焼きを上にのせただけで、なんだか焼きそばが贅沢になりますよね。
ポーチドエッグをトロンとのせてもいいかもしれません。
トッピングも、定番の青のり以外にも、かつおぶしやマヨネーズをかける方もいらっしゃるのではないでしょうか?
煮干しを粉末にした「煮干し粉」や、かつお粉、きざみ海苔も美味しいです。
また、ソース味の焼きそばの場合、付属の粉末ソースではなく、冷蔵庫にある別のソースを使ってもいいかもしれません。
お好み焼きソースにすると、少し甘めでポタっとした味になりますし、たこ焼きソースは同じ甘めでもサラっとした美味しい仕上がりになるでしょう。
また、焼きそばの麺を使って、ナポリタンなど、イタリアンにアレンジするのも楽しいですね。
食べ終わったお鍋に少しだけ残ったスープに入れて、炒め煮のようにするのも、野菜やお肉のだしや旨味を吸って、とても美味しいです。
なにはともあれ焼きそばは、簡単でおいしくて、子供にも大人にも大人気のメニューです。
焼きそばはお祭りの屋台や、海の家などで売っているイメージや、手抜きメニューに思われることもあるかもしれませんが、お肉や魚介、野菜も入って、実は栄養面でもバランスが良く、小さい子供でもパクパク食べてくれる美味しくて便利なメニューです。
焼きそばの見た目も香りも、食欲がそそられて、テンションがあがりますよね。
皆さんもそれぞれ、おすすめの食べ方作り方で、明日早速焼きそばを作ってみてはいかがでしょうか?