1.英会話を始めたい
英会話を始めたい。そう思う人は多いでしょう。
海外旅行をしたいから、外国人の多い地域に住んでいるから英会話を学びたい。
仕事で否応なく必要になってきたから、等英会話を始めたいと思ったきっかけは人それぞれでしょう。
やってみたいな。
そう思った自分の気持ちを大切にしましょう。
その気持ちを忘れないでいれば、あなたはきっと英会話が上達します。
さて、それでは何から英会話をはじめたらよいのでしょうか。
まずはあなたの今の英会話力がどのくらいなのかを把握しましょう。
自己判断で構いません。
テレビで外国人が話しているのがなんとなく分かるという人もいれば、全く何を言っているかちんぷんかんぷんだ、という人もいるでしょう。
そして、同じようにあなたの過去の英会話力はどのくらいでしたか?
学生時代どのくらいリスニングができましたか?
英語、英会話は好きでしたか?
2.目標を設定しましょう。
自己判断ができたらこれまた自己判断で構いませんので、目標を設定します。
簡単で良いです。
今よりもテレビで外国人が話していることを理解できるようになりたい、仕事で必要な専門用語を身に付けながら会話力を向上させたい、いろいろあると思います。
まずは英会話の上達の目標をノート一冊用意して目標を書きましょう。
日付も忘れずに。
あとから目標は変えてもかまいませんので,ゆるく設定することをお勧めします。
3.英会話,それでは「再スタート」
大抵の人は英会話が全くできないわけではありません。
中高、そして場合によっては大学と英語を習ってきています。
ただ、普通に日本に暮らしていれば、日本語ができれば英会話ができなくても不自由なく生活できるのです。
ありがたいことですね。
これが海外だとなかなかそうもいきません。
母国語プラスアルファの外国語ができないと生活も仕事も成り立たない、そういう国や地域もあるのです。
日本はある意味とても恵まれています。
英会話ができなくても生活していけるのです。
でも今あなたは英会話を始めたいと思っているのですから、その気持ちを大切に一歩を踏み出しましょう。
中高の英語をやっていれば,基礎力は十分あるのです。
ただ,それを日常で使う場が無いから忘れてしまっているだけなのです。
その「忘れた」部分を取戻し,「力」として使いこなせる努力をすればよいのです。
ここでお勧めするのは「独学」です。
スクールや通信教育がたくさんあるのに、なぜ独学なのかそれは次でお話ししましょう。
4.なぜ「独学」なのか。
一番に、独学は学ぶ場所を選びません。
通勤電車の中でも英会話の独学は出来るし、家事の合間の一休みのときだってできるのです。
独学はとても経済的です。
経済的と言えば,かかる費用も独学だととても安く済みます。
今の世の中みんなとても忙しい。
そして不景気です。
これを理由に「私は英会話を学ぶ時間もお金もない」と嘆くのは間違っています。
意識すら変えればどこでもいつでも、お金をかけずに英会話を学べる時代でもあるのです。
独学のいいところは、自分のペースで英会話を続けられるというところ。
毎日一定時間を勉強にとることはもちろんですが、それ以外に今日は時間に余裕があるからと大目に勉強をすることもできますし、逆に今日は仕事が残業で忙しいからとなれば一定時間だけやればあとは、追加分はやらないということも自分で調整できます。
忙しい人には独学が良い勉強方法なのです。
5.独学って続けられる?
よく人は「あの人は独学で英会話を身につけたらしい。すごいよね。」と言います。
独学って字のごとく、なんだか孤独な学業のように取られがちです。
また、続けられる強い精神力が無いと結局身に付かないんだ、というイメージも持たれがちです。
しかし,本当にそうでしょうか?
スクールに通えば、もちろん週に1回50分は英会話を学べます。
お金を払っている以上休まずに通うでしょう。
しかし、レッスンに出ることが目的になってしまい、それに関わる予習や復習,自己学習などは軽視されがちです。
また振替レッスンなどができるタイプであれば、今日はいけないからまた今度と軽く捉えられてしまい、結局高いお金を払ったのに何も身に付かなかったということもあり得ます。
独学は本当にそれを身につけたい、ここでは「英会話」を身につけたい人であれば続けられます。
よく考えてみてください。
あなたはやってみたいと思っているのですから、あとはそれを実行するだけなのです。
あなたは書店に足を運ぶことは好きですか?お気に入りの本屋はありますか?まずはそこに行ってみて、「英会話」コーナーに並ぶ本を見てみてください。数えきれないほどあるでしょう。
そのくらい世の中の英会話に対する敷居は低くなってきているのです。
まずは一冊手に取ってみて、ぱらぱらと中を読んでみる。
ピンとこなければ隣の本を同じように読んでみる。
自分のフィーリングでいいなと思うものから始めましょう。
人が良いと言ったからといって自分に合うとは限りません。
独学は勉強を自分でするのですから必ず自分で一冊を決めましょう。
独学で大切なことはこの「フィーリング」です。
モチベーションが上がる一冊が必ずあなたにも見つかるはずです。
そしてそれが見つかったら、一日一定時間は必ずテキストに目を通すのです。
しかしこれだけではダメです。
やったつもりになりがちなのが独学の落とし穴。
読んだだけでは身に付きません。
必ず自宅で声に出して読むフレーズをノートに書きだすという体を使った動作も忘れずに行ってください。
通勤電車の中ではこれは難しいでしょうが、家ではいくらでもできるでしょう。
慣れてきたらCDが付いているテキストを購入し、聞いた音声をノートに書きだすディクテーションという練習もしてみましょう。
合わせてCDから流れてくる音声を声に出して繰り返すシャドーイングという練習もしてみましょう。
テキストを読んでいるだけの時は分かっていたつもりでもこの段階まで来るとごまかしがききません。
独学でしたら周りを気にすることなく、自分だけのペースでできます。
焦らず自分の目標に向かって着実に独学スタイルを貫いてください。
まとめ
日本人は英会話ができない。
そう思われがちです。
でもどう思われたっていいじゃないかと開き直りましょう。
できなくたって生活していける国なのです。
でもこれからは私は少しずつ英会話を身につけてみたいそう思う人が多いのも事実です。
思った時がはじめ時。
独学でまずは新しい世界を切り開きましょう。
【英会話独学の関連記事一覧】
→世田谷おしごとづくりファームでワークショップ開催!