ドーナツ

【ドーナツの美味しい作り方】ドーナツに穴ができた理由って知ってる??

食欲の秋と言わずに年中美味しいスイーツ。

その中でも世界中で愛されている美味しいドーナツの作り方をお伝えしちゃいます。

ドーナツと言えばクリスピークリームやミスタードーナツを始め、最近ではコンビニの各チェーンも参戦と、日本中で熱い戦いが繰り広げられていますよね!

寒い時期は熱いコーヒーとドーナツ、熱い時はキーンと冷えた飲み物とあまーいドーナツ。

1年を通して美味しいお菓子。おうちで手軽に作ってみましょう!

【1】美味しいドーナツの作り方の基本

料理

ドーナツの基本となるのは薄力粉、ベーキングパウダー、バター、グラニュー糖、塩、卵、牛乳。もちろんホットケーキミックスを使うことも有りますが、後で続く美味しいドーナツを色々試すには基本的な作り方をマスターしてみてください。

ベーキングパウダーは温度によって気泡が発生し生地をふんわりさせますので、とかしたバターを混ぜる時は熱すぎないように、熱を冷ましてから加えるようにしてくださいね。

作り方はどんなドーナツも一緒ですが、粉をきちんとふるったり、卵と牛乳をしっかり混ぜたり、作り方のちょっとしたこだわりで美味しさが大きく変わります。

グラニュー糖はさらりとした甘さで美味しいお菓子には欠かせませんが、黒砂糖や三温糖てんさい糖なんかを使っても自然な甘さで美味しいドーナツができちゃいます。

はちみつを加える時は粉の量を少し多めにしてみてくださいね。

【2】どっちもおいしい!ふわふわorカリカリ

ドーナツ

ドーナツにはざっくり分けて3種類、ケーキドーナツ、イーストドーナツ、クルーラーと呼ばれるものがありますが作り方は基本同じ、生地を油で揚げるだけです。

材料もほとんど変わりませんが見た目は大きく変わります。ケーキドーナツは家庭で良く作られるタイプです。

作り方もホットケーキの作り方とほとんど同じ、少し硬めに作って油で揚げます。

オールドファッションドーナツやシナモンドーナツと呼ばれるのはこちらのタイプですね。

揚げたら砂糖をまぶしたりチョコレートをかけたりしてもオシャレです。

イーストドーナツと言うのはクリスピークリームでおなじみの生地を発酵させてから揚げるふんわりタイプ。

時間はかかりますがふんわり美味しいタイプ。パンと同じ工程を通りますが、イースト菌を加える以外はほとんど変わりがありません。

イースト菌の発酵には糖分が必要なのでちょっと甘めのレシピになります。

じつはイーストドーナツは揚げ時間が一番短いのです。

ふんわり膨らんでいるため熱伝導率が高いんですね。最後のクルーラーはシュー生地を揚げる軽―いタイプ。

ほとんどの場合クリームを挟みます。何も入れないとぼそっとした感じになります。

日本でも戦前のシュークリームは油で揚げて中にカスタードクリームを入れていたそうです。

オーブンが一般的ではなかった時のお菓子の作り方ですね。ちなみにドーナツがアメリカでは朝ごはんになるという話、ちょっと信じられませんね。

【3】美味しい穴

ドーナツ

ドーナツの穴はなぜあるのか?
ちょっと気になったことはありませんか?

実はこれには諸説あり、大体19世紀ころから穴が作られるようになりました。

1つの説には中まで火の通りをよくするために穴が作られたと言われています。

大人気のお店のオーナーが揚げ鍋の回転率を速くするために工夫したとか。

昔からドーナツの美味しさを知る人がたくさんいたんですね。

この穴があると揚げ時間が短くなるだけではなく、油の切れも良くなるそうです。

外はサクサク、中はふんわりとしたドーナツを食べたい方は、ぜひ穴の開いたドーナツを作ってみてください。

【4】美味しいドーナツの作り方に一工夫

さて、おうちでドーナツを作る時、ついついぼそぼそになってしまったりやたらと脂っぽくなってしまったり、ということはありませんか?

もう形も崩れちゃうからだんご型で良いや(涙)なんてあきらめたり。

そんな方に是非試してほしいのが「ヨーグルト」「マヨネーズ」「豆腐」なんです。

この3つのどれかを少し生地に足してみてください。

びっくりするくらい美味しくてふんわりしたドーナツができるようになります。

あまり大量に入れるとヨーグルトやマヨネーズの酸味が効いちゃいますので、あくまでもちょっぴり混ぜるのがポイントです。

ドーナツを揚げる時、ついつい油をケチってしまっていませんか?

もちろん少ない油でもドーナツは作れますが、揚げ油があまりにも少ないと火の通りが均一にならずべちゃっとした舌触りになってしまうこも・・・。

最低でも揚げ鍋に5cmは入れましょう。

また同時にいくつも同時に揚げてしまうのも失敗の元。複数作ると油の温度が下がってしまい、焦げたり生焼けの原因になります。

同時に揚げるのは2~3個までとしましょう。

【5】作り過ぎちゃっても美味しい

ドーナツ

揚物をすると油をたくさん使いますよね。

どうせだから多めに作りたいな~なんて思われる方も多いのでは?

でもたくさん作っても参加しちゃって風味も落ちるし、という方にドーナツの美味しい活用方法です。

冷やしたドーナツを薄く切ってオーブンで焼いてみましょう。

美味しいドーナツラスクができちゃいます。

ここに砂糖を振りかけたり、シナモンをまぶしたりしてもとっても美味しいです。

また意外なオススメの作り方ですが、青のりやカレー粉なども意外と合ったりするんです。ぜひ試してみてくださいね。

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