餃子

まるでお店みたい!カンタン美味しい餃子の作り方

お店で食べる餃子とおうちで作る餃子。どうしてこんなに違うんだろう?と思うことはありませんか?

ほんのちょっとした作り方の違いで美味しい餃子がおうちでも作れるんです。

日頃家に無いような、使わない材料も必要ありません。

難しい作り方で覚えきれない、なんてこともありません。

簡単で美味しい餃子の作り方をご紹介します!

【1】キャベツではなく白菜を使う

白菜

餃子と言えばキャベツを入れる、と勘違いされている方が多いのではないでしょうか?

本来、中国ではキャベツは使いません。白菜を使います。

白菜を使うことが餃子の作り方のポイントです。

白菜はキャベツに比べてより多くの水分を含んでいます。

その水分を塩で抜く事で、元々水分があった隙間に肉汁がたっぷり染み込みます。

べちゃっとせずじゅわっとジューシーな美味しい餃子に仕上がるのです。

白菜はざくざくとみじん切りにします。

一緒ににらも小口切りに。

ボールに白菜とにらを入れたら、小さじ1杯ほどの塩をまぶします。

全体に塩をなじませるように軽く揉みます。

30分から1時間程度置いておくとびっくりするくらい水気が出ています。

ぎゅっと絞って水分を抜きましょう。

水分を抜く前の野菜は、大体豚挽き肉の3から5倍くらいの量。

水分を抜いた野菜は、豚挽き肉と同じくらいの量。

こんなに水分が抜けちゃいます。

【2】にんにくは入れない

にんにく

餃子と言えばにんにく!そう思っている方は多いのではないでしょうか。

中国では餃子ににんにくは入れないのです。

やはり美味しい餃子の作り方は本場から学ぶのが一番です。

にんにくを入れない事で、より野菜のうまみや豚肉のジューシーさを堪能できます。

次の日の会議が・・・デートが・・・

そんな心配も必要ありません。

女性の方も安心して餃子を食べられますね!

餃子の具材の作り方は、味付けに塩、こしょう、しょうゆ、酒、オイスターソース(あれば)を。

豚挽き肉と水気を抜いた野菜をしっかりこねましょう。

ボールの周囲に少し白く豚挽き肉の脂分がつくくらいまでしっかりこねるのが餃子の作り方のポイントです。

【3】綺麗に包んで、より美味しい餃子に!

餃子

お店で食べる餃子はとても形が綺麗ですよね。

見た目の美しさも、目から入る情報が脳に伝わり、より「美味しい!」と感じるために重要ではあります。

しかし、もっと大事なことは「うまみを逃がさない事」にあります。

包んだ口が少しでも開いていると、肉汁が溢れてしまいます。

折角白菜の水分を抜き、そこに肉汁を含ませたいのに・・・!

必ず口は隙間なく閉じるようにします。

餃子の皮の真ん中に肉だねを置き、周囲を水でぬらします。

端から少しつまみ、手前になっている皮のみに少し折り目をつけてひだを作ります。

向こう側の皮とともに閉じます。

(向こう)-----
(てまえ)-レ-レ-

端から順にこの様にひだを作り、餃子の皮を閉じていきます。

すると、自然と餃子らしいゆるいカーブのついた形になります。

両方にひだを作ると、餃子を立てることが出来ない形に仕上がりがちですが、立てようと思わなくても自然と立った形に仕上がります。

【4】「焼く」ではなく「茹でる」

餃子

では、早速焼いていきます。

フライパンを熱し、油を軽く引いたら餃子を並べます。

お店で出てくるような「バリ」と呼ばれる餃子にするためには、水ではなく小麦粉を小さじ1杯程度溶いた水を使用するのが餃子の作り方のポイントです。

水加減は、餃子が半分以上かぶる程度。

たくさんの水が入るので、フライパンに対して餃子の数が少ないと、折角綺麗に並べた餃子が動いて、ばらばらの位置になってしまいますので気をつけてくださいね。

中火強くらいの火加減でぐつぐつ言わせる位の火加減にします。

ふたをしてじっくり餃子を茹でていきます。

茹でる事で、上面の皮がもちっ!となります。

茹でている間にうまみが逃げないためにも、餃子の皮をしっかり閉じて作るのが大事だったのです。

【5】ぱりっとキツネ色の焼き加減に

餃子

完全に水分がなくなるより前にふたを開けます。

茹でられた餃子の皮がかなり膨らんでいたと思います。

この状態で、餃子と餃子がくっつきにくいようにごま油を上からたらします。

餃子の皮の水分が飛ぶとくっついてしまうので、皮の水分が多くあるうちに皮と皮の間にごま油が入り込むことで、くっつきを防止します。

そのまま火をかけていると、フライパンの側面が色づいてきます。

水溶き小麦粉を使用すると、餃子をひっくり返さなくても焼き加減が分かります。

こんがりキツネ色になるまで、触らずじっと我慢して下さい。

ここだ!と思うところで火を止めるのが作り方のポイント。

そして、餃子をお皿に盛り付けましょう。

フライパンから餃子をはがし、フライパンの上にお皿を乗せ、一緒にひっくり返すと焼き目が上になり簡単です。

【番外編】餃子の皮の作り方

美味しい餃子が上手に作れるようになってくると、皮から作ってみたくなる衝動に駆られることがあります。
家にある材料で簡単に出来る作り方です!

■材料(2人前程度)
小麦粉 150から200g
塩 小さじ半分から1杯程度
ごま油 小さじ半分程度
お湯 適量

小麦粉、塩、ごま油をボールに入れます。

菜箸で混ぜながら、少しずつお湯を加えます。

小さな塊が出来ていきます。少し粉っぽいかな?と思うくらいのところでお湯を加えるのをやめます。

熱いですが、我慢して手で生地をこねます。

粉っぽさがなくなってきてひと塊になってきます。

生地が滑らかになったら餃子の生地の完成です。

1cm程度の細長く生地を伸ばし、1から1.5cm程度の長さで包丁で切ります。

大体10から15個前後くらいできます。

ころころと丸く形を作り、真っ直ぐつぶし、さらに麺棒などで伸ばします。

麺棒は大きくて伸ばしにくい、または家に麺棒がない方は丸いお箸でころころして伸ばしても出来ます。

全体が同じ厚さ、ではなく、具が乗る真ん中は少し厚くなる程度に伸ばします。

綺麗な円形に伸ばせなくても、包むときにちょっと引っ張ったりして口が閉じられれば大丈夫です!

あとは具を包んで餃子を焼きましょう。

焼くときの水加減は、市販の皮より少し多めの4分の3程度かぶるくらいにすると生地にしっかり火が入ります。

餃子の皮から作ると、肉汁がさらにジューシーに感じられ、とても美味しい仕上がりになります。

■気をつけて!

餃子の皮がかなりおなかにたまります。その為、市販の皮のときより出来上がる数が少ないです。

具を作り過ぎないように気をつけて!

【美味しい餃子の作り方:まとめ】

作り方のコツさえつかんでしまえば、いつでも簡単に美味しい餃子を作ることが出来るようになります。

一度作ってしまえば覚えるのに苦労しない作り方にしました。

是非一度こちらで紹介した餃子の作り方をお試しください。

Anytimesで料理できるサーポーターを探す