ヨガをしている人の中でも、ダイエットや健康維持のために行っている人は多いのではないのでしょうか。
でも実は、ヨガは身体的な効果だけではなく、心にも変化をもたらしてくれるのを知っていましたか?
今回はヨガが心に与える効果をインストラクターの延村八重さんにお話をお聞きしました。
モヤモヤした毎日
ヨガを始める前の私は様々な業種の仕事に携わりながらも、自分にとって一生の仕事とは何か、本格的に手に職をつけたいと考えるようになっていきました。
しかし、何をしたら良いのか分からず、気付いた時には数年が経っていました。
ある時、仕事で出会ったお客様に言われた一言。
自分に優しく出来ない人は他人には優しく出来ない
「変わろうと努力してきた。出来る事も増えた。それなのに何がいけないの?」
時間が経てば経つほどその言葉の意味が分からずイライラした自分がいました。
漠然とした不安、そして自分を完全に見失い、心身共に疲れ果ててしまいました。
自分自信を取り戻す
模索の日々が続く中、本屋で何気なく手にとったヨガの本。
「自分に優しくなる」そんな一文が目に飛び込んできました。
「これだ!」
私はヨガの世界に飛び込んだのです。
そこからは無我夢中で様々なトレーニングやレッスンに通いました。
そんな毎日のなかでヨガがただの運動トレーニングではなく、生き方そのものに通ずるという事、心身の健康の大切さ、そしてずっと知りたかった「自分に優しくする」という事の本当の意味を知ったのです。
私は自分を大切に出来ていなかった事に初めて気が付き呆然としました。
そしてまずは自分を認め、労い、良い事も悪い事も全て受け入れようと決心します。
「人の為に何かしたい。役に立ちたい。」
それまで、そう想いを抱きながらも私には信念も自覚も足りていませんでした。
自分の事を認め理解やケアが出来ないのに、どうして他人に目を向けられよう?
その為にまずは自分が健康であり、幸せでなければいけない。
ようやくお客様の言葉を理解した私は自分を取り戻し再スタートしました。
その日を境に以前の不安や、苛立ちとも決別したのです。
幸せに気づく
ヨガの不変的なテーマは「私とは?」というものです。
呼吸を大切に、心を静め、自分の心と身体と向き合う。そうすると自分を客観的に見れるようになり、動じなくなります。
そしてそこに余裕が生まれ、日常に感謝出来るようになり、元々幸せである事に気が付くのです。
スタジオに通って下さるお客様から「レッスンを終えて帰宅すると家族に優しく出来ます」とお言葉を頂きました。
家族と過ごす時間が当たり前だけれど一番の幸せだと気付いたからこそのお言葉だったのではないでしょうか。
身体の変化はもちろん、心も変化したなによりの証拠ですよね。
そんなお言葉を聞ける瞬間は私もとても幸せです。
やりたいことが明確に
ヨガを通して、心身共に余裕を持てるようになった延村さん。
余裕が出来て初めて人は本当の意味で前向きになり、今に感謝出来るようになり、新たな目標や夢が見えてくるそうです。
過去の自分に「大丈夫。あなたはこの先大きな人生の支えに出会うからね」教えてあげたいです。そして心身共に自分を変えたいと強く願う方、本気で自分と向き合いたい方を応援していきたいです
延村さんのレッスンではまず呼吸を大事にする事、心と身体を丁寧に扱う事の大切さをお伝えしながら徐々に生徒さんのモチベーションアップや変化を引き出しているそうです。
エニタイムズでは、そんな延村さんのレッスンを受けることができます。
ぜひ皆さんも延村さんのレッスンを受けて心をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?