そもそもシェアリングエコノミーとは!?
シェアリングエコノミーを直訳すると共有型経済という意味で、モノや金、サービスなどを所有するのではなく、共有しあうことがシェアリングエコノミーの概念です。シェアリングエコノミーは、昔からあった概念です。
村の中やコミュニティの中でモノやお金などあらゆるモノをシェアしていました。
現代に入りネットが普及したため、ネット上でコミュニケーションが取れるようになり、シェアリングエコノミーの概念が急速に広まりました。
タクシーのシェアリングのuberや、場所のシェアリングAirbnbなど成功などからあらゆる分野でシェアリングエコノミー企業が出現しています。
uberの市場価値は5兆円と言われていて、シェアリングエコノミーで成功している企業も出てきました。
2016年はシェアリングエコノミー元年??
2015年、シェアリングエコノミーを行っている企業が度々メディアに登場して、新しい価値観、働き方だと話題になりました。
2015年の末に行われた「share!share!share」のイベントは、会場に溢れる人ほどの人が集まり、注目度の高さが伺えました。
また、「シェアリングエコノミー協会」が発足して官民が連携するような体制が整いました。
そういった広まりを背景にして2016年はシェアリングエコノミーが根付き始めるシェアリングエコノミー元年と言われています。
まさにその通り シェアリングエコノミー元年。普及の2つのハードル(泉田良輔) – https://t.co/GdheHxBR8a
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015, 12月 29
シェアエリングエコノミーの予測
シェアリングエコノミーは、2018年には2014年の2倍になると言われていて、かなりのスピードで伸びていると言われています。
他にも今後10年で市場規模が20倍以上になると言われて、これからトレンドに間違いなくなるのがこのシェアリングエコノミーです。
シェアリングエコノミーが変える働き方
シェアリングエコノミーの考え方には、モノやお金、場所やスキルに至るまで様々なものがあります。
あらゆるものやサービスがシェアされるので、今までなかった働き方や概念が登場しています。
好きなことを仕事に変えられる
日本人の美徳にあるのが「我慢」。
なかには、自ら進んで嫌なものを仕事にする人もいます。
でも、やっぱり「好きなことを仕事にしたい」そういった方もたくさんいます。
それがシェアリングエコノミーにより実現されていると言われています。
例えば、「エニタイムズ」というwebサービスがあります。
エニタイムズは、ちょっとしたお困りごとをネット上で依頼を出し、会員登録をしているサポーターと個人間で契約をして仕事を行います。
エニタイムズでは、日常のちょっとしたお困りごとや、スポーツなどのレッスンや買い物代行まで様々な仕事が掲載されています。
隙間時間を上手に活用し、料理など得意なことを活かして、月に10万円以上稼ぐ人もいます。
また、サポーター主導のワークショップを行っていて、1回1時間のワークショップで数万円を稼ぐ人もいます。
シェアリングエコノミーの可能性ってハンパないな。とりあえず近いうちシェアリング使ったパーティー企画しようと思う。場所、料理人をシェアリングサービスで調達したパーティー。
— DJ YAMAGUCHI (@gucchig) 2016, 1月 2
好きな場所・好きな時間で働ける
シェアリングエコノミーの普及で場所・時間問わず自由に働けるようになります。
スキルのシェアリングでは、個人がやってほしいこや学びたいことをネット上で依頼を出すので、働く人は依頼者と直接交渉することが可能です。
なので、好きな場所や好きな時間を選んで働くことができます。
所有からシェアへ。様々なものが安くなる
シェアリングエコノミーは、価格が安くなるメリットがあります。
シェアリングエコノミーではネットを介して運営会社に手数料を支払うことになりますが、必要最低限の手数料しかかからないのでシェアリングエコノミーのサービスを使う方が安くなる場合が多いです。
例えば、服のレンタルサービスのairclosetでは、服を月額6,800円で借り放題と所有では実現できない価格破壊が起きてきています。
民泊が当たり前に
皆さんは旅行に行く場合は、どちらに泊まるでしょうか。
ほとんどの人がホテルや旅館に泊まると思います。
しかし、ホテルってかなり高いですよね。
その人たちのために役に立つのが民泊です。
民泊の代表的な企業Airbnbは、世界190カ国以上で展開し、企業の時価総額が3兆円を超えたと言われているので、既に多くの人が。
個人の空き家などが泊まる場所になりますが、ホテルなどの営利企業と違い、お小遣い稼ぎ感覚でやっています。
なので、安い物件も多く存在します。
特に、大人数や地方に泊まる場合は安くなりますし、外国人観光客の増加で宿数も足りなくなるので、大きく伸びることが予想されます。
また、様々部屋を貸し出し、月1000万円以上稼ぐ人も存在します。
シェアリングエコノミーが注目されている今、持ち家志向が増加するとは思えない。所有する喜びや意味がなくなりつつある。 / 持ち家志向80%切りの衝撃!若年層の持ち家志向が減っているのはなぜか? https://t.co/tJJLxsClQu #NewsPicks
— Kaori Kiyokawa (@kaori_bh) 2016, 1月 5
移動もシェアを使う
旅行に行くときに多く使うのが自家用車やレンタカー。
車をレンタルするのにも、個人に借りるカーシェアも広がりを見せています。
DeNAの新規事業で行っているAnycaなど、IT系の大手も参入しています。
また、駐車場のシェアリングのakippaなど自動車業界にも広がっています。
まとめ
シェアリングエコノミーは、世界中で急速に広まっています。
いきなり本格的に働くのは難しいかもしれませんが、試しにサービスを使ってみてはいかかでしょうか。
もしかしたら、本業以上にお金を稼げるかもしれません。